こんばんは。芸能界入りをサポートするY.Oの大西裕貴子（YUKI）です。
２０１５年の「アニー」オーディションが終わりました。
子役のキャストは、毎年9000名を超える応募者から、書類選考・オーディションを経て２８名（ダブルキャストの役は２名）を選出。
このオーディションに今年初挑戦した練習生がいます！
鈴木 薫子（すずき かおるこ）です。
彼女は最初の難関「書類審査」に合格。実技１日目の２次審査（Tomorrow歌唱審査）に合格し、実技２日目の３次審査（自由曲歌唱審査）に進みました！
ここまで来るには凄い倍率です。
この３次審査から「演出家」が審査に加わります。
彼女はそこで「自由曲」を歌うことができました。
残念ながら、その先へ進むことはできませんでしたが
合格率０．３％と言われるこの巨大オーディションで、ここまで進むことができたことは素晴らしいことですし、これからの彼女を支える経験になったと思います。
まだ結果を知らないまま、Y.Oで発表会の稽古をしている私たちのところへ慌てて戻ってきた彼女の顏を見ました。
「あ！受かった！」
と瞬時に思うほど、良い顏をしていました。
発表会の稽古が終わり、じつは今日不合格になった。と話してくれた彼女を見て、私は「受からせたい」と思いました。
私は、「子供時代」の仕事は、あくまでもその人の「通過点」だと思っています。
経歴に縛られず、その後もあらゆる分野で活躍してほしい。
だから「アニーオーディション」にこだわることは全くないですが、昨日薫子の顏を見たら「受からせたい」と素直に思ったんです。
あちらこちらの対策レッスンをすすめるとか、スパルタで指導するとかそういう意味ではなく、
彼女を「素敵な舞台女優にしたい」と ただそう思いました。
これは「彼女の持つ力に魅了されている」ということなんだと思います。
「本気な人には 本気で応える」
私に火が点いたということです。
来年、彼女がどのオーディションを受けたいというかわかりませんが、私にできることをしたいと思います。
過去にも何人か、この大舞台を夢見てオーディションに挑戦した練習生たちがいました。
アニー役の最終審査に残った人もいます。
でも、最終合格者となり、本番の舞台に立てたのはただ一人、２０１１年「アニー」にタップキッズで合格した石森 薫でした。
彼女は現在高校生になり、都内で暮らしています＾＾どうしているかな。
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