「満願」に引き続き、読み終えました

「儚い羊たちの祝宴」
米澤穂信さんのミステリー小説、、短編集です。
「満願」も短編集でどの作品も唸らせて頂きましたが、こちらはどの作品も更にラストにバッサリやられました

この最後にオチと言うか、衝撃が走る終わりを
↑フィニッシング・ストローク(最後の一撃)
と言うそうです。
そもそも、「満願」を読んだのも、NHKでドラマ化されたものを少し観た事と、
「松本清張を彷彿とさせる作品集」
と何かに書いてあるのを見たから。
松本清張さんの本は長編も短編集もいくつか読みましたが、短編集の最後のキレ味の鋭さに受けた衝撃は今でも忘れません
、、、
、、、秀悦な作品ばかりなので、「満願」を含め、すべてもう一度読みたい

でも、米澤穂信さんの他の作品も読みたいので、まずはそちらに向かうか、、、

いやいや
その前に、明日から始まる新作品の数々をやらないと、、、って、やっていますが
その前に、明日から始まる新作品の数々をやらないと、、、って、やっていますが
小説家の方も、ぶっ飛んでいますよね

様々な登場人物の性格を作り、それらを動かし、人生を創り上げ、読み手を飽きさせないよう工夫し、オチをつけ、時には感動や希望、悪を成敗するような爽快感を与え、時にはモヤモヤしたものをモヤモヤのままにする。
私も自分の創るものは、のっぺりとした自我だけの作品ではなく、観た方に何か感じてもらえる作品を創り上げたいと常に願っています

小説家の方々も自分の中で葛藤し、格闘していると思うので、、、
私ごときも、葛藤し、格闘しようと思います

