今日は変な施工を紹介します。
(回路チェック編)
古い建物の改修工事をやったりすると
変な施工に出くわすことが多々😲💧
竣工時に回路チェックしているんだろうか
怪しいものにたくさん出くわしてきた。
人の仕事は信用できません。
改修工事は石橋をたたいて渡りましょう🔨
《事例》
① ブレーカーを落としても電源が落ちない😱
原因→単純な回路の間違い。
又は他の回路から電源が周りこんでいる。
② ブレーカーを2つ入れないと点かない回路
原因→盤側でニュートラルか電源のどちらかが別のブレーカーに挟んでいる。
③ ブレーカーを落とすと隣のテナントから「停電した」と、クレームが入る
原因→電源区分を無視したテナントをまたいだの配線がありそのまま使用している。
④ お客さんがコンセントに指した瞬間に地絡警報が出る
原因→N相と設置が逆のまま竣工してしまった。極性チェックがされていない。
⑤ 日によって点いたり消えたりする外灯
原因→ ケーブルが長く細いため、電圧降下している。その日の他設備の使う方しだいで点いたり消えたりしてしまう。
⑥ 電源が乗っているプルボックス。ボックスに触っただけで感電しそう😱
原因→CVケーブルの色を間違って電源をボックスアースに繋いでいる。
思い出すと変な施工がたくさんあった。
人間てミスするもんだなぁとつくづく。
こんな調子でおかしな施工のまま使われている建物がたくさんあるんだろうなと思うと
自分が手掛けた仕事はしっかりやりたいし、
数々の誤送電をこれからの若手に伝えたい😏
安心、安全な電気設備
当たり前が当たり前になるように。