今日はこの本を読み終えた。

 

 門田 隆将さんの『日中友好侵略史』

政治に無関心でもそこそこ平和に幸せに生きてこられた時代。

今でも、情報を遮断すると平和だ。

 

安倍元総理が暗殺されて以降、テレビから伝わってくる情報は違和感を覚える事が多くなった。

ツイッターや動画から拾う情報の半分しか報道されていない様に感じている。

それも全体を満遍なく半分にしたのではなく、偏った情報ばかり。

テレビからは危機感も全く伝わってこない。

 

日中友好正常化の影で、台湾との国交を断絶していたなんて知らなかった。

元々、台湾と日本には、日華条約が結ばれていた。

なのに、それを中国が怒るからと台湾との国交を断絶したなんて!

 

今ネットで調べらたら平成24年の質問状を見つけた。

台湾との国交締結に関する質問主意書

 

 尖閣問題、竹島問題、拉致問題など、近隣諸国との外交の困難に我が国が直面している今日、世界で最も親日的である隣国台湾との友好関係の重要性を、我が国はもっと真剣に考えるべきだと考える。
 我が国は昭和四十七年、中華人民共和国と国交を樹立した際に、無情にも一方的に、日本と深い絆のあった台湾と国交を断絶し、以来四十年間、正式な外交関係がないまま今日に至っている。
 それにもかかわらず、台湾の人々は常に親日的であり続けてくれた。例えば、昨年の東日本大震災の際、救援隊がいち早く駆けつけてくれたばかりか、民間の人々からの義援金は二百五十億円に達し、世界各国からの援助のなかでも群を抜いていたことは、記憶に新しい。
 それに対し、我が国は、震災後の支援に対する感謝表明の新聞広告を主要国に出した際も、台湾には出さなかった。その上、今年三月十一日の政府主催による東日本大震災一周年追悼式では、各国大使らが一階の来賓席に着座する中、台湾の副代表(副大使に相当)を一般客として扱い、指名献花からもはずして冷遇した。このような台湾への対応を改めなければ、日本の国家の品格が疑われる。
 
昭和四十七年以来、外務省や政府は、「中国が怒るか怒らないか」という基準で、おっかなびっくり国の舵をとってきたが、「隣人が怒るから、自分が付き合いたい大切な友人と絶交する」というような、そんな情けないやり方をそろそろ終わりにする時期に来ているのではないかと考える。

 

 

今回の安倍元総理の国葬儀の際も台湾に対して同じ様な事が行われていた。

悔しくて悔しくて悲しくて仕方がない。

 

もう1つ、知らなかったこと。
中華人民共和国ではなくて、中華民国(台湾)が国連の常任理事国だったなんて!
 

歴史、ちゃんと勉強して来なかったからなぁ~。情けない。

皆さんはご存知でしたか?

 

国際連合は、第二次世界大戦を防ぐことができなかった国際連盟1919年 - 1946年)の反省を踏まえ、アメリカ合衆国イギリスソビエト連邦中華民国などの連合国(the united nations)が中心となって設立した。1945年4月から6月にかけてアメリカ・サンフランシスコで開かれたサンフランシスコ会議国連憲章が署名され、同年10月24日に正式に発足した。

 

 

 

後、”日中国交正常化50周年”というのは正しくなくて、元々、中国とは国交のなかったので、”日中国交樹立50周年”というのが正しいそうだ。

専門家の方がおっしゃっていた。

平和に。