レコード再生におけるSHURE社MMカートリッジの負荷容量のマッチングについて | ヨッシーのブログ

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SHURE社のMMカートリッジは他のメーカーのそれと比べて負荷容量がかなり大きな値に設定されていて(400~500pF、※他のメーカーのものは大体100~200pFのものが多い)、そのまま一般的なMM対応のフォノイコライザーに繋ぐと高域が強調されすぎてメーカーが意図していない不自然なサウンドになってしまうと聞いて対策に乗り出しました。


そうなってしまう原因は一般的なMM対応フォノイコライザー(受け側)の負荷容量は150pF辺りで設定(固定)されていて、カートリッジ(送り側)の負荷容量の方が300pF程大きくなってしまうためで、その値を双方でほぼ同じ値に設定にすることが理想とのことです。

アナログ全盛時代のプリメインアンプ内蔵のフォノイコライザーでは負荷容量を切り換える機能が付いているのはザラでしたが現在ではほぼ全ての機種で付いていません(単体の高価なフォノイコライザーだったりガレージメーカーのマニアックな機種には付いているものもありますが)。

とゆうわけで最もお金をかけずに(しかも簡単)に解決するための方法が、送り側であるカートリッジに一細工して負荷容量をマッチングさせてしまおう!とゆうヤツなのです。

具体的にどうするかというと、下の写真のように積層セラミックコンデンサー(330pF)をカートリッジの端子に噛ませてあげるだけなのですが!


秋葉原の電子パーツショップで購入したものですが、10コ入りで108円(!)でした。

カートリッジ1つにつき必要なのは2コなので実質無料!笑

実際効果はテキメンで今まで「SHUREのカートリッジはどれも中々クセが強いな!」と思っていたのが"なるほどそうゆうことだったのね!"というほどに素直な鳴りに変わりました。

レコード再生は奥が深いといわれる一端を垣間見た気分でしたが自分が色々知ろうとして検索とかしなければ多分一生知らずに終わってたかもしれないので勉強は大事!お金はもっと大事!笑