埼玉県立高等学校共通入試問題過去問研究

 

 

 

プロ家庭教師集団スペースONEの高校受験合格のための過去問解説解答

 

2024年度埼玉県立高校前期共通数学入試問題は、例年通り大問4題構成。1.四則計算を含む小問集合 16問 2.小問2問 作図,方程式の応用 3.関数のグラフ 4.立体図形の体積が出題されました。 

 

今回は1.小問集合から(14)平面図形の回転 (15)規則性を解説します。

 

埼玉県立高校2024年度数学入試問題1.(14)平面図形の回転(15)規則性 問題



埼玉県立高校数学入試問題解説解答

埼玉県立高校2024年度数学入試問題1.(14)平面図形の回転解説解答

(14) 図のような AB = 6cm,BC = 4cmの長方形ABCDと直線ℓがあり、辺DCと直線ℓの距離は2cmです。このとき、長方形ABCDを直線ℓを軸として1回転させてできる立体の体積を求めなさい。

解説解答

高校受験プロ家庭教師

求める体積 = 半径4 + 2 = 6cm 高さ6cmの円柱の体積 - 半径2cm高さ6cmの円柱の体積

6×6×π ×6 - 2×2×π×6 = ( 36π - 4π)×6 = 192π


答え  192πc㎥

 

埼玉県立高校2024年度数学入試問題1.(15)規則性解説解答

(15) 図のように、直線ℓ上に1辺が8cmの正三角形を底辺4cmずつかさなるようにかいていきます。正三角形をx個かいたとき、かげをつけた重なる部分と重ならない部分の面積の比が2:5になりました。このとき、xの値を求めなさい。

解説解答

規則性中学数学


一辺4cmの正三角形と一辺8cmの正三角形の辺の比は 4:8 = 1:2

よって 面積比は 1:4

上図の通り 2個の重なる部分と重ならない部分の面積比は 1:6

3個の重なる部分と重ならない部分の面積比は 2:8

4個の重なる部分と重ならない部分の面積比は 3:10

5個の重なる部分と重ならない部分の面積比は 4:12

よって x個の重なる部分と重ならない部分の面積比は x - 1:2x + 2

 x - 1:2x + 2 = 2:5
5(x - 1) = 2(2x + 2)
5x - 5 = 4x + 4
x = 9


答え   9個