跡見学園中学校理科過去問研究

2017年度跡見学園中学校第1回理科入試問題は例年通りの1.小問 2~5大問の出題構成で、出題内容は1.時事に関する問題(環境)2. 滑車 3.n硝酸カリウムの溶解度 4. メダカ 5. 気象でした。
 

今回は2.滑車を解説します。計算問題が中心です。動滑車の性質を確認しながら解きましょう。

理科入試問題(滑車にチャレンジ)

 

跡見学園中学校受験指導はスペースONEのプロ家庭教師にお任せください。

 

プロ家庭教師集団スペースONEの中学受験合格のための過去問傾向と対策へ

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問題

跡見学園中学校過去問


跡見学園中学校入試問題

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問1解説解答

問1.表1のア,ウに入る数字をそれぞれ答えなさい。
中学受験理科滑車
解説解答
動滑車は、軸は固定されず、ひもを引くと、滑車じたいが上下に動き、力の方向は変わらない。ひもを引く力は、持ち上げる物体の重さの半分になるが、ひもを引く距離は2倍になる。

よって糸の端Aを5cm持ち上げると、おもりは2.5cm持ち上がり、Aを15cm持ち上げると7.5cmおもりは持ち上がる。
 
答  ア 2.5cm   ウ 7.5cm

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問1解説解答  

問2 糸の端Aを持ち上げた距離と、おもりが持ち上がった距離との関係を表わすグラフを解答用紙にていねいに書きなさい。
解説解答
表1より 糸の端Aを5cm持ち上げると、おもりは2.5cm持ち上がり、Aを10cm持ち上げると、おもりは5cm持ち上がり、Aを15cm持ち上げると7.5cmおもりは持ち上がる。したがって グラフの通り
 
答    中学入試問題滑車

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問3解説解答  

問3. 糸の端Aを持ち上げた距離と、おもりが上がった距離はどのような関係といえますか。
解説
中学受験理科家庭教師
グラフより 糸の端Aを持ち上げた距離が2倍3倍・・・となると、おもりが上がった距離も2倍3倍・・となっているので、糸の端Aを持ち上げた距離と、おもりが上がった距離は比例の関係A
 
答   (正)比例

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問4解説解答  

問4. おもりが地面から10(cm)の高さまで持ち上げられたとき、糸の端Aは地面からどれだけの高さにありますか。
解説
 中学受験プロ家庭教師
表より おもりが地面から10cmの高さまで持ち上げられたとき、糸の端Aは20cm持ち上がる。Aはおもりが地面についているとき地面から20cmの高さにあるので、Aは地面から

20 + 20 = 40cm

 
 
答   40cm
 

 

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問5解説解答  

問5. エ・カに入る数字をそれぞれ答えなさい。
中学受験家庭教師
解説
動滑車は、軸は固定されず、ひもを引くと、滑車じたいが上下に動き、力の方向は変わらない。ひもを引く力は、持ち上げる物体の重さの半分になるが、ひもを引く距離は2倍になるので、

おもりの重さが5gのとき、ひもを引く力は1/2の2.5gになるので、バネはかりの示す値エも2.5g,同様に オは10gの1/2で5g,カは15gの1/2で7.5g
 
答   エ 2.5g ,カ 7.5g 




跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問6解説解答 

問6. おもりの重さが8gのとき、ばねばかりの示す値はいくらですか。
解説
動滑車ではひもを引く力は、持ち上げる物体の重さの半分になるので、

8÷2 = 4
 
答   4g
 

跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問7解説解答  

問7. 次の文は、動滑車について述べたものです。空らん(あ)(い)にそれぞれ適当な数字を入れなさい。
図2のように動滑車を用いると、おもりを持ち上げた距離の(あ)倍の距離だけ糸を引かなければならないが、おもりも重さの(い)倍の力でつり合わせることができる。
解説
動滑車は、ひもを引く力は、持ち上げる物体の重さの半分になるが、ひもを引く距離は2倍になる。
 
答   あ 2    い 1/2




跡見学園中学校2017年度 理科入試問題 2.滑車 問8解説解答  

問8. ばねばかりの示す値はいくらですか。
解説
 中学受験動滑車
図の通り 台はかりの示す値が5gなので、上向きに20- 5 = 15gの力がかかる。

したがって バネばかりの示す値は 15÷2 = 7.5
 
答   7.5g
 

跡見学園中学校受験指導はスペースONEのプロ家庭教師にお任せください。

 

プロ家庭教師集団スペースONEの中学受験合格のための過去問傾向と対策へ