世田谷学園中学校高等学校算数過去問研究
2014年度世田谷学園中学校1次入試は 募集人数 60名に対し、志願者数232名,受験者数218名,合格者数91名
算数入試問題は 1.計算(還元算)を含む小問集合6問 2.過不足算 3.立体図形 4.割合の文章題 5.旅人算 6.平面図形の 例年通り6題構成でした。受験者平均点 50.1点 合格者平均点66.8点でした。
今回は 6.平面図形を解説します。ちょっととっつきにくい問題ですが、補助線をどこに引くかがわかれば、楽に解ける問題です。
世田谷学園中学校2014年度算数入試問題6.平面図形 問題
世田谷学園中学校2014年度算数入試問題6.平面図形 (1) 解説解答
解説
図の通り 辺AB,BC,DE,AFをそれぞれ延長し、その交点をG,H,Iとする。
∠GAB = ∠GBA = 180°-120°= 60°
よって △GBCは一辺3cmの正三角形
同様に △HDCは一辺5cmの正三角形,△IFEは一辺6cmの正三角形。
よって △GHIは一辺が(3 + 4 + 5 = 12)cmの正三角形なので、
AFの長さは 12 - (3 + 6) = 3
答 3cm
世田谷学園中学校2014年度算数入試問題6.平面図形(2)解説解答
解説
CとFを線で結ぶ。
△GBF,△BCF,△EFCはともに高さの等しい三角形なので、底辺の長さの比が面積比が同じになる。
よって GB:BC:EF = 3:4:6
また GA = AF なので △GAB : △AFB = 1:1 より
答 3:20