こんにちは。
4年元マネージャーの池田貫人です。

先日、部活動を引退し、ついに私にも引退ブログを書く日が訪れてしまいました。
最近のマイブームは毎週末に新社会人となった中高の友人に会ってご飯を奢ってもらうことです。一浪している私の初任給乞食を快く受け入れてくれる人ばかりで、そんな人間関係を構築することができた自分のここまでの人生を誇りに思っています。
そして私も、来年からは社会人になります。中高の友達が、一様に仕事に対して憂い嘆く姿を見て、普通に嫌になります。平日の朝6時に一斉に送られてくる友人からのLINEの返信を、昼前に起きて確認している瞬間などは、言葉では言い表せない感情に襲われます。
就活を終えて、やっと不安から抜け出せたかと思いきや、今度はこの先の人生という挑むには大きすぎる不安の壁が立ちはだかっていることに気づきました。生きるとはこういうことのようです。

暗い話はこのくらいにして、3年とちょっとの部活動を振り返りたいと思います。

改めて、自分がこの部活に何かを残すことができたかと考えた時、何も思い浮かびません。正直、そんな3年間でした。マネージャーとして学連に入っていたわけでもなければ、部内で幹部になっていたわけでもなく、ただ毎週末海に来てボートに乗って、最低限の仕事をしていただけです。

でも、客観的な評価は一旦なにもかも聞かないことにして、少なくとも私自身は、そんな3年間をかけがえのない時間として捉えているし、大満足しています。
怪我によりプレイヤーからマネージャーに転身して、一時期は部活を辞めることも考えていましたが、今となっては、続ける決断をして本当に良かったと思っています。
これは、どう考えても部員のおかげです。思えば、いつの瞬間も、自分は周囲の環境に恵まれていたなと感じます。何も成していない自分が当たり前みたいな顔をしてここまで部活動を続けることができたのも、ウィンドサーフィン部という場所の居心地の良さゆえです。

先輩として、偉大な教訓を書き残したいところでしたが、何も成し遂げてないゆえに何も書くことがないので、多方面への精一杯の感謝の言葉を残しておきます。

先輩方、無償の優しさを提供していただき、ありがとうございました。
同期、皆さんのおかげでかけがえのない思い出をたくさん作ることができました、ありがとうございました。
後輩、特別なものは何も与えてないのに気さくに接してくれて、ありがとうございました。
特にマネージャーのきりんには助けられてばかりでした。ありがとうございました。
新しく入った13人の1年生、入部を決断してくれてありがとうございます。皆さんのおかげで後腐れなく引退することができました。
3年間関わってくださった全ての皆様、ありがとうございました。

最後まで薄っぺらいブログを書きました。
この歳になっても、自分の気持ちを赤裸々に綴るのは難しいです。
そして、薄っぺらい表現でブログを閉じます。

総じて、これまでにない、最高の3年間でした。


池田貫人