こんにちは。機械工2年の後藤陽です。
今回のブログのテーマは「今年度と夏の目標」です。その前に少し春の振り返りをします。

新人戦がありました。関西勢にボコボコにされて、それでもちゃんと走ってる横国や早稲田の同期がいる中、自分は本当に何もできませんでした。悔しすぎて帰ってからは、とりあえず沢山出艇しました。江ノ電に乗った回数だけは部内で1番な気がします。
自主練では、とりあえず色んな人の漕ぎ方を真似してみて自分なりの乗り方を考えたり、艇速練とか上レースに混ぜてもらったりしました。加えて、なにもずっと練習してた訳じゃなくて、江ノ島に行って1人だけ帰って来れなくなったり、こうたろうさんと一緒に逗子の赤い鳥居まで行ったりもしました。海回りしたことがなかった自分にとってはすごい新鮮で楽しかったです。こうやって先輩達が息抜きの時間も作ってくれたおかげで、特にきついとか思うことなく、出艇し続けることができました。ありがとうございます。


本題の今年度と夏の目標です。

まず夏の目標はインカレに行くことです。
そのためには先輩達が皆言ってる「考えること」を大切にします。
昔、英語の先生に
「予習はシナリオ作り、授業は自分へのプレゼント、復習は試験中の自分へのプレゼント作り」
って言われたことがあります。
「考える」というのは、この予習と復習をちゃんとやることだと思ってます。海に行く前に、今日の目標をはっきり決める。そして、練習後は今日できたこととできなかったことの理由を考えて、次の目標を決める。これを大切にしていこうと思います。
加えて自分は量から質派の人なので「量」も大切にします。たくさん出艇します。


次に今年の目標です。
最近、大学の英語演習という授業でidentityについて考える機会がありました。
15回の講義を通してidentityについてひたすら考えるというかなり斬新な授業です。

自分自身を決定づける/形作る最大の要素は何か。
Mindなのかbodyなのか、または別の他のものなのか。
「君の名は」で言えば、三葉と体が入れ替わってしまった瀧は何者なのか。心である瀧なのか、身体である三葉なのか、または全く別の他の人なのか。ならばそれを決める要因は何なのか。
羂索に体を乗っ取られている夏油傑は何者なのか。
みたいな感じです。わかりにくくてごめんなさい。

まだ1年しかやってないけど、サッカーとかならともかく、特にウィンドサーフィンに関しては、自分の性格とか、もともと何かスポーツやってた等の身体能力よりも、どんな"環境"でやるのかが1番大切な気がします。
大学問わず、近くに出艇しまくってたり、速かったり、尊敬できる同期、先輩方がいるだけで、その人がどんな選手になるのか全然違ってくるはずです。

その点、自分はすごい運が良かったと思います。
好きな時に海に行けば、ほぼ必ず大学関係なく一緒に艇速練や上レースをしてくれる同期や先輩方がいるし、
質問すれば今まで長い時間かけて習得してきた技術やコツをためらわずに教えてくれたり、「最近調子どう?」みたいな感じで声かけてくれる先輩もいる。
ラウンディング中、ハーネスかけてる人がいたら「こげぇ」って叫んでくれる先輩だっている。

思い返してみれば、今のリーパンやマスパンの漕ぎ方は先輩達から色々聞いて試行錯誤した結果だし、あの時出艇しようと思ったのも、一緒に出てくれる同期や先輩達がいてくれたからで、いかに今の自分が周りの人達に形作られているかに気づきます。

2年生になって、後輩ができました。今までみたいに周りの人達に頼ってばかりではいけないなと最近実感しています。
そこで今度は、そんな環境を自分から作れる人になるのが今年の目標です。
まずはイントラはもちろん、出艇しまくったり、パンピング風域なら浜にハーネス置いてくるぐらいの気持ちでやるとか、下からの押し上げってわけじゃないけど、自分のできるところからやっていこうと思います。



ここまで読んでくれてありがとうございます。



上の逆光すぎる写真は江ノ島に行った時のやつです。着岸の時は先輩と同期の天心、そして松田さん、本当にご迷惑かけました。助けてくれてありがとうございます。


48-86   後藤陽