新3年の部長 平田です!!
なんか急に日ペンについて語りたくなったので、
今回は自分の戦型である
日本式ペンホルダードライブ主戦型
の特徴と魅力について語っていこうかなと思います!
【用具】
ペンホルダーというのは、ラケットを筆記用具のペンのように握ることからその名前がついています。
ペンホルダー内にも、中国式(部内では中村・重里が使用)・日本式(平田のみが使用)・反転式(三重堀・廣田が使用)などの種類があります。
中国式

(https://www.nittaku.com/products/rackets/post-89)
日本式

(https://www.nittaku.com/products/rackets/post-94)
反転式

(https://www.nittaku.com/products/rackets/post-103)
自分が使う日本式ペンホルダーはペンホルダーの中でも、珍しい部類に入ります。(試合会場にいたらビックリするレベル)
日ペンのラケットの特徴といえば、ラケット材質!!
桧単板という、ヒノキの木を切り出した素材を使うことが多いです!
普通のラケットの素材である合板(複数枚の板の組み合わせ)ではなく、一枚の板のままの素材です。
そのため割れやすいのですが、弾みがよく、その割に手に響かないソフトなうち心地を感じられる素材です!!
(あと匂いがいい)
割ってしまったラケット

ラケット性能相対表

日本式ペンホルダーの「AA」・「雅」だけ左上にある(https://www.nittaku.com/wp-content/uploads/2022/03/9097a3855604806ef67e859e984ea140.pdf)
そのラケット材質から、日ペンはグリップを削るカスタマイズできます!!
自分のラケット

ここがペンホルダーの最も個性が出る部分です!!
日ペンユーザーのうち、ドライブ主戦型はテンション系の裏ラバーを片面のみに貼ることが多いです。
裏にも貼ればいいじゃんと思うかもしれませんが、ラケットがかなり重くなりフォアハンドが苦しくなります。
【有名選手】
・柳承敏(ユ・スンミン)
かっこいい。アテネ五輪シングルス金の超実力者。一番好き
・吉田海偉(よしだかいい)(改名後:小西海偉)
正確には中ペンだが、片面ペン。未だ現役。
やっぱ日ペンの魅力はフォアハンドのぶち抜くドライブですよね。バックへのツッツキをぶち抜くとか(できるようになりてぇ)
【フォアハンド】
ラケットの重心が先端寄りで、弾みのある材質から、スマッシュ・ドライブの威力が出やすい。
ロマン!
先端寄りの重心とグリップのせいでラケットヘッドが下がるため、カーブドライブが出やすい。
フォアの握り方


【バックハンド】
握りがフォアと異なるため、切り返しが苦手。
バックの握り方

また手首が固定されるため、バックドライブなどはかなり苦手(ほぼほぼ打てない)
そのためバックサイドのボールは
・ショート・ブロックなどを駆使して凌ぐ
・プッシュで押す
・回り込んでフォア
などに限られます。
ただバックプッシュはフォアとは異なりナックル系のボールを出すことができるため、結構取りにくいと思います。
バック技術全般苦手ですけど、ブロックはその中でもマシな部類です。手首が固定されるから、思ったよりは安定します!!(思ったよりは!)
【その他】
フォア側で行う台上処理やサービスなどの技術は手首が使いやすいため、シェークよりも行いやすいとされています。(僕はそう思いません)
以上が基本的な日本式ペンホルダードライブ主戦型の説明です。ここまで読んでくれた皆さんはもうほぼほぼ日ペンマスターです!!
あとは日ペンを買うだけですね!!!!!!!!
(………日ペン人口少ないのでマジで増えてほしい…………)
(唐突な新入生勧誘)
最後に、横浜国立大学卓球部では特殊なプレースタイルを持った部員が多いです。特に新3年はシェーク裏裏がたったの2人(!?)
特殊なプレースタイルの方も、ふつーのプレースタイルの方も
入部お待ちしています!!
ではまた!!
追記:ここまで語っといてあれなんですけど、自分は高校時代と大学2年の夏休みの2回ほどシェークハンドに転向しようと真面目に練習していました……(だってバックハンドドライブかっこいんだもん)