この素晴らしい世界にチョコレートを。 | 横浜国立大学 水泳部 ブログ

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おはようございます
こんにちは
こんばんは


横国1年の清水瞭(しみずりょう)です🌙

本日のメニューです。





そういえば昨日は、世の男性が待ちに待ったバレンタインデーでしたね。
もちろん僕も例外ではありません。
しかしながら練習に行けず、朝からバイトでした。まいばすけっとです。みんなチョコもらえて羨ましい。そう思ってました。
でも、そんな僕を神様は見捨てることはできなかったのでしょう。良いことが起きました。
バイトの話に戻します。
僕のバイト先の店長は12月ごろまで中国の方が勤めていたのですが、違う店舗に異動になり新しい店長がやって来ました。23歳の若い方でした。正直僕より見た目は若いのではって感じの今時の人です。
肌は色白で、髪の長さは肩にかかるくらいで、髪色自由なので髪の毛は真っ白です。白に白が映えていて似合ってます。気さくに話しかけてくれるし、何より笑顔が素敵でつられて笑ってしまいます。(冗談です、笑うことはないです)
僕はシフトが朝からなのでそんな店長とも少しの時間しか被りません。いつも通り自分のシフトの時間が終わり裏の控え室みたいなとこに行くと店長がパソコンを前に座っていました。
お疲れ様です。と僕が声をかけると
店長もパソコンを見たまま、お疲れさま〜と返して来ました。いつものことです。当たり前の日常をその日も繰り返しました。
しかし、いつも通りだったのはここまでです。
店長はおもむろに座りながら体を僕の方に向け直しました。
僕は何か頼まれるのだろうか。
シフトの空きが多くて困ってるって言ってたし、
どうせそんなことだろうと思っていました。
しかし、その予想は店長の次の一言でいい方向に裏切られました。

よかったら清水くん、チョコどうぞ。

えっ。今なんて?
聞き慣れない言葉に耳を疑いました。
頭の中で今言われた言葉を整理しなおします。
チョコ?どうぞ?僕に?
しばらくその意図を考えましたがまあ額面通りに受け取っておこう。そう思いました。
わずか数秒のことだったと思いますが僕には非常に長く感じました。
ありがとうございます。今年で一番早くチョコもらいましたよ。まあ、これが今年最初で最後なんですけどね。
平然を装いそんな言葉が勝手に口から出てしまった。
そう、よかった。
短く店長はそう答えました。
店長が何を考えているのか僕にはわかりませんでした。
僕は急いで支度をして、そそくさとそこを後にしました。それ以上そこにいては身が持たないと思ったのでしょう。
外に出るとついさっき食べたチョコの味をまだ舌に感じながら僕は自転車にまたがりました。
僕は風を切りながら坂道をただひたすら下りました。
二月にしては暖かい風でした。

結局それ以外のチョコをもらうことはなかったです。(もちろん家族はのぞいてね)


ありがとう、りゅうせい店長。
野球部の時は坊主だったらしいです。
市販のチョコをみんなに渡していたのを大げさに書いてみました。


結局女性にチョコをもらうことはできませんでした。


来年こそ。

みなさん待ってます。



もし、この文章を読んで店長が女性だと思ってしまっていたのだとしたらそれはあなたの固定観念でしょう。

無意識って怖いですよね。

以上です。