明日は明日の風が吹く | 横浜国立大学体育会ヨット部 ブログ

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部員が、熱い想いやゆるい出来事などを書いています。

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お世話になっております。
4年スナイプスキッパーの中井です。
秋インからずっと風邪気味だったのが、最後の最後まで続いて、引退後に悪化しました。
家に引きこもっていて暇だったんで、自分もブログ書かなきゃと思って、他の大学の引退ブログとか読みながら書いていたら、大作が出来上がりました。長いので、全然読み飛ばしてもらって構わないです。
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4年間を振り返っていく形式で行きたいと思います。

1年生
知り合いが他大のヨット部に入っていたことでヨット部という存在を知り、試乗会に行って、海もいいなあって思って、ウィンドサーフィンのお金かかるというネガキャンにより、選択肢がなくなり、ヨット部に入部。いや、今考えたらヨットのほうがお金かかってるんじゃねって思います。知らんけど。自主練で初めて小宮さんと243乗ってスキッパーさせていただいたのが始まりでした。そっから次に243乗るまでめっちゃ時間かかった気がしますけど笑 コロナもあり、なんだかんだ夏期間も乗れて同期と切磋琢磨していたのを覚えています。下手くそなスキッパーと乗ってもめげずに教えてくださってありがとうございます。

2年生
柴山さんと出た八景レースで2レース連続DNFという結果で始まり、そのあと、小島と884で組み続け、初めて出た葉山の合練でスタート前に沈したり、他大の2年艇と永遠に下の方を走り続け、まじで小島のことが嫌いになりかけていました。春の葉山期間は信じられないくらい寒く、レスキューに乗っているときは半分冬眠してました。
個戦も強風で出艇させてもらえない中、同期のゆーこーは全個への切符を手に入れていて、本当は出られてない悔しさもあって素直に祝福できていませんでした笑 帰ってきた八景島でももがき苦しんでいたと思います。今でもあの地獄みたいな艇内環境は覚えています。それでも二人で頑張って楽しく乗ろうとしていました。そして、迎えた秋イン。柴山さんにはずっと出るぞって言われていたものの、丹菊さんが許すわけないじゃんと思っていた中で出番が回ってきました。スタート直前まで、折れたランチャーを直して、スタートラインに近づいたのは3分前、そこからわけがわからないまま、ビリスタートをして、1上40番台で回ったときに「お前の実力そんなもんか」って言われたのをいまでも覚えています。そっから、強風ランニングで必死に波乗りしていたら、なんかめっちゃ抜けて、最後は柴山さんのコースもあり、ゴミみたいなBSの中、30位という結果でした。自分の準備不足もあって、思うように全く走れなかったのがすごい悔しかったです。そして全日本には出られませんでした。こんな楽しくて実力のある代でも出られない。代始まったときは想像もしていませんでした。

3年生
今振り返ればもっと伸びられた時期だなと思います。小島と出て、10番台を二回連発という中途半端な順位で終わった春イン予選、そして今こうと出ていいところが全くなかった個戦。春イン決勝3位という圧倒的な実力を持つレースメンバーがいる中、自分が出るというビジョンが持てず、最後は何をすればいいのかも良くわからない状況に陥っていました。強風はいつまでたってもおいて行かれるし。そんな状態で迎えた秋イン。1Rの結果がチームとして悪すぎて、2R目からの出場となりました。そもそも小島と乗るの久しぶりだし、前走ったことほぼないし、こんなやつ乗せたくなかっただろうなって今になってめっちゃ思いますが、風が弱かったこともあり、出していただけました。結果は14位。チームとしても50点レースができていて、出場圏外から出場圏内に戻って明るい雰囲気で2日目を終えられたのを覚えています。そして迎えた三日目。スタート再開祭りからの本番のスタート。微風だからラインから離れちゃいけないってわかっていたのに、空いている下の方にいこうとしたら、全く間に合わずにスタートの合図が鳴りました。これもゼネリコであってくれって思ったけど、そんなこともなく、結果は43位。この結果で数点差で9位に落ち、交代になりました。もう出ることはないだろうとのことで、人員の関係上で470のケアにあたっていたかもめに乗りました。470はほぼ全日本にいけることが確定しており、明るい雰囲気の中、気を使わせてしまっていて、かもめに乗っている間は色々な感情が湧き出していました。ただ、迷惑をかけるわけにはいかないから、できるだけのサポートはして、それが、レース後に誰かに褒めれたのは少し救いになりました。そして、迎えた4R。着順だけなら、間違いなく出場圏内の順位をとっていたのにも関わらず、一艇UFDという結果でボーダーと十数点差。最後にもう一レースあるかもということで、もう一回小島と組んで出ることに。頑張りますと言っていたものの、これで先輩方の引退が決まってしまう重圧があり、内心ビビりまくりでした。ただ、やるっきゃないので、いくぞって切り替えたところで無情にもあがったAPA。最後の曳航から何を考えていたのか全く記憶がないです。ただ残ったのは二年連続全日本という舞台にいけなかったこと。
3R目の43位は1年間の甘えと覚悟の無さが出たレースだと思っています。

4年生。
気持ち新たにというところでしたが、代交代初めからトラブル続きで、旧4年生にはお世話になりました。ここ数年でスナイプのマストを折ったのは多分僕だけです。なんなら4年間でランチャー折った本数もトップだと思います。いっぱいお金が飛びました。
順調に何事もなく迎えた春イン。予選では前を走る機会もあり、手ごたえを感じていたのですが、決勝は中途半端な順位でまとまって、結果個人では27位。ゆーこーが驚異的な走りをしてる中、2、3番艇共に目標を達成できなかった上でのシード権獲得になりました。多分チームとしてももっと走らないといけない立場だったのにも関わらず、大叩きしなかったことと、なんだかんだ順位をまとめたというところで、個人的に満足しちゃっていました。最後の点数的にはそんなに変わらんやんて思っていたけど、同期の同じ立場だった土井がいいレースを走ったり、そんなに乗れてなかっためいさんもほぼ全く同じリザルトを残している中、すごい低レベルなところで満足しちゃっていたなって今振り返れば思います。反省見返していた感じ、スタートは春インも良かったっぽく、そこからの展開が課題だったらしいです。

個戦期間。
八景と別れて練習ということで、みんなからの色々な文句もありつつ配艇を組む中、正直全個は無理だしなあって思っていて、レース前週も八景島で練習に回る等、上級で一番八景島に行くことで上手くバランスを取ろうとしていたつもりだったけど、下の艇とほぼ変わらない結果を叩き出し、470はいい感じでまとめていた中、さらにチームの状況が悪化していったと思います。
1年生期間。
色々あって、地獄みたいな雰囲気だったときもあったけど、1年生にはなるべく迷惑をかけないようにと思って、レスキューが出せないとかトラブル続きの中、なんとか終えることができたと思います。間違いなく、例年よりみんな乗れているし、上手くなったとは思うので、これからの成長が楽しみです。
夏合宿期間。
部活内で自分も原因の一端で色々騒動が起こって、院試も重なって、メンタル的に来ていて、本当に部活に行きたくないって思っていました。院試で1ターム休んで勉強がてらすこしリフレッシュできたと思っていても復帰初日は人生で一番部活に行きたくなかったです。いやもう行かないとっていう義務感だけでなんとかあの八景の駐車場を歩いていました。そしてそこから始まったMTG。本当にどうにかなりそうでした。こんなネガティブなことを書いても仕方ないので、ここらへんで書くのを辞めますが、結果的に、このMTGを経て色々考えて、吹っ切れてバイスという職を降りる決断をしました。本当、色々な面でチームに迷惑をかけていて申し訳なかったです。
船も変わって、職も降りてから改めて自分の成長というところに重きを置いてヨット競技に向き合うことができました。あの時、相談に乗ってくれた同期のみんなには感謝しかありません。
そこから、好き勝手やりつつ徐々に春には感じていなかった手ごたえを感じながら、葉山期間に入りました。
振り返ると寺田には申し訳なかったけど、1番艇と3番艇のペアもここで変えるなど、このときの選択が諸々の結果に出たんだと思います。代初めから言っていて両方から却下され続けていた古川、小島ペアとか実現しちゃっていて個人的には同期で楽しそうやなって羨ましかったです。
田中、門屋も同期だし、実はうちだけ違うっていう笑
そして迎えた葉山期間。
合練でもまあまあ前を走れる機会も増え、間違いなく春イン前よりは良い感覚でした。
最初はなんだこの練習って思っていたスタート練習(まあほぼあの練習で出られていなかったんですけどね)もあり、個人的に一番転機だったのは前週に出たフリートレースでした。
日大や社会人もいる中、初めて大きいレースで下ピンから出て、伸ばして、思ったよりいい景色みられて、そこでピンからでる怖さがあんまりなくなりました。いやーあそこで1レース目であの判断をしてなかったら、秋イン初日の成績もなかったと思います。意外とみんな低いし、いけるやんってなってました。

そして迎えた秋イン。
初日の秋イン1レース目。
前日のMTGから決めていたように、とりあえず下側から出ようと思っていたら、思っていたよりがら空きで、下ピンから出ることにしました。みんな下ピンになることを避けて上側に入ってくれて、余裕があったので、リコールだけ注意してスタート。上側の高い艇にゆーこーがいるのが見えて一緒に伸ばしました。どこまで伸ばすんだろうと思いながら、大きな振れが入って先にタックしたら、同じタイミングでタックしてくれてタックタイミングが合っていたことを確信して反対海面を見たら、明らかに伸びている景色だったんですけど、一旦現実逃避をして滑りに集中したら1上1位。まあオフセット回ってすぐにパワーが絡まってすぐ抜かれたんですけど、明らかにいい出だしでした。そのあと、ゆーこーといちゃいちゃして抜かれて4,5位フィニッシュ。めっちゃ楽しかったです。

2レース目
さっきより下側も混んでいたのですが、上手く回りを牽制しつつ、最後の加速で置いて行ってスタートできました。なんなら1レース目より攻められていた気がします。そこから1レース目と同じ展開でまた1上1位。ただ、2上で順位を落としに落として、レース展開で上位勢との差を感じさせられました。思い返せばなんでそうしなかったのかっていうこともレース中だと全然できていないレースだったと思います。

3レース目
スタート自体はこの日で一番良かった気がします。尻上がりに調子を上げるっていう根本的なところは変わっていませんでした。1上の順位も7位と別に悪くなかったのに、なんか変な焦りや艇の位置関係的にランニングで逆海面突っ込んだら、逆海面いった艇みんな仲良く順位を30位落としました。ランニングのBSに自信がないから、すぐブランケット入ったら、逃げる選択肢をとりがちだったけど、耐えて伸ばすことの重要性を再確認させられたレースでした。


そして迎えた2日目。
1レース目。記憶はあんまりないんですけど、これもスタートは悪くなかった気がします。ただ、圧倒的に逆海面が伸びて、1上は20位くらいで回航。逆海面が伸びた割には耐えている順位だったんですけど、下回航でミスったこともあり、また順位を落とす結果でした。

2レース目
段々記憶が薄れてきているんですけど、確かこのレースは1上3位だったと思います。スタート後の展開はあんまりよくなかったんですけど、戸田のコースがばち当たりしていて、この順位。ポートレイで戸田がめっちゃ興奮していて嬉しそうでした。返した直後は1位でもおかしくない景色だったんですけど、多分、喜んでいるうちに順位が1位から3位まで落ちていました。2上までは耐えていたんですけど、最後のランニングで早稲田に囲まれて、ジャイブばっかさせられていたら、最後、ノージャイで伸ばしていた艇団に抜かれました。東大が3艇とも前にいて、改めてレベルの差を感じさせられました。

そして3レース目
1上1位より嬉しかったレースです。926に下ピンを奪われて一回死んだものの、上手くポジショニングできて、取り返して、加速で勝てました。スタートの時は絶対大丈夫だと思うタイミングで出たつもりだったけど、スタート後自艇だけ高すぎて、流石に出たんじゃないかって思うほどでした。それくらい上手くいったスタートだったと思います。戸田の絶対大丈夫っていう言葉を信じて滑りに集中して返したらいい景色。多分途中まで1位でした。早稲田2艇と3艇で滑り合わせみたいなことしていたら、少し振れが渋かったこともあったんですけど、徐々に追いつかれている景色になって、結果1上3位。ただ、そこから執拗に被せられたんですけど、今までのレースの反省も踏まえてなんとか順位を維持できたのがなによりも嬉しかったです。

最終日
上位を目指すということで、3艇下でスタートすることになりました。スタート自体はそんなに良くなかった気がしたけど、映像見た感じそんなに悪くなかったっぽいです。まだ攻められたけど。ただ、そこから、右振れが続き、爆死。にしてもレース展開が下手すぎました。ほぼ最下位で1上回ったときはここから挙げるしかないって感じになったけど、2上でも全く順位は上げられずなんなら下げて45位回航してた気がします。最終的に、リーチングとランでなんとか順位を少し上げた程度。あれはヨットレースではないよねって他大の人も言っていたのですが、その人はしっかり順位を挙げられていて実力差だなと感じました。2レース目もスタートから埋もれてそこから全く順位を上げることができずに終わりました。ほぼ最下位の景色を見続けて、また最後ちょっと抜いて終わりってかんじでした。

初日と2日目の結果で全日本行けるのがほぼほぼ確定していたことと、3日目の結果が個人としてもチームとしても良くなかったこと、470チームもいけなかったことも重なり、最終日に全日本に出られたことに対する感動があったかと言われると、それよりほっとする感情の方が大きかったです。
なんなら納会当たりから、体調悪かったの悪化し始めていて全然盛り上がれなくて、申し訳なかったです。
1年生のみんな、例年より先輩の元気がなかった中、頑張って盛り上げようとしてくれてありがとう。ずっと準備しているの知っていたから、めっちゃ楽しみにしてました。

そして迎えた全日本。
初日
ノーレースになった1レース目。
ビビるくらいスタートが低い中、下からダンピンスタート。アウターの運営艇からめっちゃいいスタートじゃんって言われるくらいいいスタートでした。間違いなくこの時点では1位の景色。そのあと、上マークで同志社とケースを起こしたこともあり、最終的にはほぼビリ近くまで落ちていた中でのノーレース。他2艇が走っていた中でのノーレースだったので、申し訳ない気持ちもありつつ、自艇としては救われた結果でした。
そこから風待ちをするも一向に風が吹くことはなく、APA。全日本初日はあっけなく終わりました。全日本ってやっぱり風が吹かないんだなあ。

2日目
1R目はスタートは悪くなかったけど、風軸の認識が違っていたことや、埋もれることを恐れるあまり、タックタイミングを逃しつづけ、1上は半分くらいで回ったと思います。そこから、下マーク付近でケースを起こしかけて、回れなかったこともあり、50番台。
ただ、このレースから感じていたんですけど、明らかにたなしんが前にいるようになっていました。大体いいスタートだなあって思って上をみたらちりとてちんがいることが多かったのですが、それが今回はゆーこーじゃなくてたなしんで、しかもなんか高くて、リコールしただろって思ったこともレースがあったくらい高かったです。これもノーレースになったけど、スタート前に左に振った中、下艇の上をライン上を流しつつスタートしてすぐ返したときに横国3艇がポートで高い位置にいたときはこれは来たと思いました。まあ、秋イン同様、流石に理不尽すぎる振れだったのでノーレースになっても仕方ない振れだったとは思います。

3日目。
4R、これもスタート上手くいって、上の方をみたら754が更に高い位置にいました。1Rとほぼ全く同じ景色でした。ただ、このときは、ちゃんと根拠を持ってその艇団の下をきるという判断ができたのが大きな違いでした。1R目の京大がちゃんと返すべきところで返して、順位が良かったのを見ていたので、それをしっかり活かせた上の順位が出たと思います。
ただ、こういう時に限って、ジブカムが壊れて、ジブがかむらないわ、タックで絶対裏ジブするわで色々大変でした。いやあ秋インもそうだったけど、前走っているときに限ってトラブル発生するのも実力のうちなんだろうなあって思います。ただ、戸田のトラブルが起きた時の対処は流石で、大抵落ち着いてすぐ解決してくれるだろうっていう安心感はすごかったです。(秋インでジブがエンドレスになったときだけは、慌てていましたね)
シート整理と整備は大事。
5Rはわけのわからないスタートをしてしまい、ほぼビリスタートだったものの、なんとか順位を上げることができ、前2艇が良かったこともあり、チームとしては耐えのレースでした。

そして迎えた最終日
風なさ過ぎて、風待ちして出艇して、戸田には申し訳なかったのですが、寺田に交代しました。
春イン出ているのに、秋イン、全日本とずっとレスキューでずっと出してあげたいとは思っていて、ゆーこーが変わる気もなさそうだから、出すならこの場面しかないって思っての交代でした。
スタート657の位置が絶妙すぎてミスって終わったと思っていたんですけど、そこから上手くフレッシュ見つけて、ブロー見つけては突っ込んでロング走り続けていたら、2上とも多分逆海面のほうが伸びてたけど、21位となんとか順位をまとめることができました。スタート死んだものの、今までの失敗をしっかり活かせたレースということもあって、最後まで楽しくレースをすることができました。下回航をした瞬間、フルハイになったときは二人で絶望してたけど笑
最後、ハイタッチする順位じゃなかったけど、寺田の方からハイタッチしてきて可愛かったです。後、色紙に22位って書いてたけど、順位繰り上がってたよ。この経験を来年以降活かしてくれたら、戸田を泣かせてまで出した意味があると思うので頑張って欲しいです。

いやとか書いてたら5757出ててマジスタートゴミすぎて絶望しました。まじなに下の方で一生クルクルしてんねんって感じです。いやほんとゆーこーが上手すぎました。流石です。逆にここから良く上げられました。


そして最初で最後の全日本は幕を閉じました。
総評としては、たなしんが、毎レースいい感じでまとめている中、秋インみたいに上振れたっていうレースも特になく、シングルも取れずに、中途半端な順位で終わったなというのが個人的な感想です。願うならば来年も出たい、ってかこれ経験して来年もチャンスがある下級生が羨ましすぎます。最後の最後で主役を3年生ペアに奪われたなあ。

春インの予選、決勝、秋インとチームとしては常に達成できる目標を掲げて達成してきていたんですけど、全日本では達成することができませんでした。関東勢では6位だから、秋インよりは順位を上げている形にはなってはいましたが、結果的にこの代では賞状も残すこともできなかったし、最後の結果というところでも他の代に勝つことができませんでした。
うちの代が残せたのは、全日本のバトンを繋ぐということのが一番大きいと思います。
これで来年は470で一昨年出たメンバーを含めて両クラスとも全日本を経験したメンバーが中核となって部の運営をしていくことになるでしょう。本来なら、目標を達成できなかった時点でもっとチームとして悔しがれるのが強豪校だし、本気で目標に向かえた集団なんだと思います。自分たちの代ではできなかったけど、少しずつ部が変革していって、全日本で見た強豪校に少しでも近づいていってくれたらいいと思います。レースでは勝てる場面もあるっていうのは、先輩方を含めて証明してきてくれていると思うので大変だと思うけど、頑張って欲しいです。

まあ、5年連続のうちの一つって考えると寂しい気持ちもあるんですけど、そうやって組織は繋がっていくんだと思います。

個人として、この部活に残せたものは多分あんまりないのと思うのですが、インカレの1レース目から1上1位を二連続っていうのは、多分横国の歴史の中でも珍しいだろうというということで勝手に心の中で記録に残しておきます笑
後、インカレで一回も横文字をつけないで引退できたのも多分レアだと思っています。
絶対に横文字だけはつけないということは常に意識して実践できたことでした。

まあというのは冗談だとして、今年の1年生の育成に少しは貢献したと思うので、3年後が本当に楽しみです。


引退して早1週間、未だにヨットの動画とか見返すことも多いです。多分そのうち乗りたくなると思うので、温かくなったら是非呼んでください。


最後に謝辞を。
OB、OG様
今年度、スナイプでレース艇が購入できたのも、かもめの補修ができたこと、そして、全日本出場にあたり、費用面での不安がなかったのはすべてOB、OG様のおかげです。支えてくださったすべての方に心より感謝申し上げます。
また、渉外という役柄、多くの方と接する機会があったのですが、部活のことを思い、様々なことでお手伝いいただきました。部報の発行や、OBOG戦、追いコンなど、コロナ明けで今年度より復活したものもある中、お力を貸していただき、本当にありがとうございました。

監督、コーチの皆様。
監督には毎レース終わった後に温かい言葉をかけていただいたり、盛り上げてくださって、心の支えになりました。代としてご迷惑をおかけすることも例年より多かったと思うのですが、最後まで支えてくださってありがとうございます。石戸コーチには、現役バリに沢山来ていただき、現役だけでは気づけない細かいところの指摘を沢山していただいたと思います。その積み重ねが間違いなくこの全日本出場につながっていると思います。


先輩方
もう引退してから、かなりの日数がたつのに、わざわざ、応援に来てくださる方も多く、嬉しかったです。右も左も分からない僕をヨット部に入れてくれて、ここまで見守ってくださってありがとうございました。引退して暇になると思うので、色々誘ってください!

同期へ
先輩からも後輩からも仲が悪い代って言われ続けて、今も卒業旅行のその文字も出てこない代だけど、それぞれが、しっかり果たすべき役割を果たした結果、無事にこの代が終わることができたんだと思います。特にゆーこーと砂塚には本当にご迷惑をおかけしっぱなしでした。色々思うところはあったと思うんですけど、最後までお付き合いいただきありがとうございます。最初っから半減した中で、選びに選ばれぬかれたメンバーだと思います。

3年生へ
まじ仲良すぎて羨ましいです。スナイプチームの4人には上級生が少なくて下級生が多いという圧倒的ピラミッド型構造の中、文句は言いつつ4年生を支えてくれていて、感謝しかありません。ってか全日本をちゃんと経験していい状態で来年迎えられるの羨ましすぎます。特にペアを1年間組んだ戸田には感謝しかありません。まじで楽しかったです。
本当にいい景色を見させてもらえました。色々思うところもあったと思うけど、1年間乗り続けられたのは間違いなく戸田の人柄のおかげだと思います。たもんにも沢山迷惑をかけたと思います。今年は悔しい思いをしたことも多かったと思うのですが、来年はそれを糧に頑張って欲しいです。たなしんは最後の最後で全部持っていくし、本当に来年もあるのが羨ましいです。門屋も文句はいいつつ、ちゃんと部活には来て、最終的にはバイスをするということで、大変なことも多いと思うけど、頑張れ!
470のみんなも全員が全員まじめじゃないと思いきや、根はみんなまじめで、秋イン終わった後に本気で悔しがっていて、その姿が印象に残っています。来年こそは両クラス出場できるようにその悔しさを忘れずに頑張って欲しいです。

2年生へ
人数多くて、みんな自己主張が激しくて、でも一番ヨットに真剣に向き合っている代でした。多分その意欲がゆえに色々不満を抱えることが多かったと思います。是非、そのヨットへの姿勢を最終学年まで忘れずに続けてほしいなって思います。そして、レース期間中文句を言わずにサポートしてくれたスナイプ、470のメンバーとレスキューのメンバーに改めて感謝したいと思います。まっすーとかもいつもなら文句言ってそうなのに、最後まで文句を言わずにサポートに徹してくれたり、寺田は文句を言いながら色々やってくれたり、おっはーはなんかずっとほんわかしていたり。470メンバーもしっかりしている部員が多く、SNSとか引っ越しとか最上級生が担当にいない中、細かいところで仕事をしてくれていました。
最後に、木下とか全日本で初めてインカレの船長やったり、みくちゃんもものりふがいないことが多い中、マネージャー陣にはかなり代として無茶ぶりをすることが多かったと思います。言いたいことはいっぱいあったと思うんですけど、最後までしっかり役割を果たしてもらえた結果がこの結果だと思います。本当にありがとうございました。

1年生へ
ほぼみんなまじめで、こんなに全員の人が良いのは珍しいと思います。
丘トレもちゃんと夜遅くまでやったり、与えらえた仕事はきっちりこなしたり。
簡単そうで徹底しようとすると難しいことをしっかりやってくれる人が多くて、助かることも多かったです。クソガキもいるけど、なんでこんな人としてみんなできているのでしょうか。半年間しか関われなかったけど、願うならもっと色々みんなと経験したかったです。さっきも書いたけど、本当に3年後が楽しみです。頑張れ!!
関わってくださったすべての皆様
ハーバー内でよく話した他大の同期のみんな、色々な修理をしてくださった方、ご迷惑をおかけしまくったハーバーの皆様、ここには書ききれないくらい沢山の方が直接ではなくても関わってくださったおかげで4年間ヨットができたのだと思います。改めて感謝申し上げます。
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みんな言うやんって思うと思うのですが、4年間はあっという間です。
みんなが4年間この部活にいて良かったと思えたら多分続けて正解だったと思うんだと思います。
もう一回冬は経験したくないけど、もう一年このチームでどこまで行けたのかって思えるくらい最後は楽しく終われました。個人的には最後まで続けて普通に生活していたら経験できないことも沢山経験できて、4年間続けて良かったと思います。

明日は明日の風が吹く。入部当初の座右の銘で書いた言葉です。辛いことがあってもその先はまた別の風が吹いています。最後にいい風が吹いて良かったです。みなさんの人生もそうなりますように。

4年間お世話になりました!

横浜国立大学体育会ヨット部4年 
中井雄大