半分、青い。 最終週『幸せになりたい!』
最終週。
震災の3日後である2011年3月14日からスタート。実際に当時起こったことを避けずにしっかり描いているという印象を受けました。なかなか勇気がいることですよね。
裕子のように自分を犠牲にして他者に寄り添った人も少なからずいて。第25週で裕子が鈴愛に言ったことが思い出されますね。生と死の話。花野みたいに震災いじめに遭った子供もたくさんいたみたいですよね。
151話では花野の身に起こったことはわかっていませんでしたが、花野がいつもより元気ない感じでしたよね。
155話で洋二が鈴愛に裕子の話にをするシーンと裕子の録音したメッセージに涙しました。そして3人で歌を歌ってる回想シーンにも。裕子の存在はこの作品の中でも大きいものでしたね。青い鳥(描かれたもの)が飛んでいく演出、よかったです。
小林の再登場には驚きました。夢を叶えたんですね。
156話(最終話)。律が鈴愛に雨音でメロディを奏でる傘をプレゼントする流れ、粋でしたね。そしてダイジェスト映像と共に『アイデア』が流れ、ぐっときました。晴と花野と3人で雨音を目をつぶって聞き、その中で背景が青空に変わって「雨のメロディーや」と鈴愛が笑顔で言うシーンがラストとなりました。
やっぱりオリジナル作品っていいなと思える作品でしたね。最近の朝ドラは実話をもとにしたものが多いので、先が読めすぎるのがつまらない感じもあって。そういう意味では実話をもとにしたとは思えない出来だった『ぺっぴんさん』は素晴らしかったです。
『半分、青い。』、終わりました。鈴愛の人生を丁寧に描いていてとてもよかったですね。終わった瞬間に名作と思えた作品でした。主演の永野芽郁ちゃんを始めとした出演者の演技も素晴らしかったです。朝ドラにありがちな中だるみもなく、毎回先が気になる展開でしたね。
漫画家編のキャストと岐阜編のキャストは、そのブロックが終わっても出ることが多く鈴愛の人生の中で肝となってる部分なんだということもよくわかる感じになっていましたね。
残念なことがあるとすれば、秋風先生にも後1回くらい出てほしかったなということくらいでしょうか。五平餅を鈴愛が作り始めた頃に期待したんですけどね。
鈴愛の人生ってどこかリアリティがあるというか。大体の人はこれくらいいいことも悪いことも起こるかなという。
響くセリフもたくさんあった、そんな作品でした。
重い病気も経験した北川悦吏子さんだから書けた話なのかなとも思いましたね。