コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~ THE THIRD SEASON 最終話
最終回。
前回最後にあった崩落事故の様子を、30分前に遡ってから描いていっていました。
前回の感じでは藍沢が危ないのかという感じでしたが、下敷きになったのは藤川。前回の地点でも藤川は大丈夫なのかという感じはありましたね。
藍沢の処置のおかげで無事藤川は生還。一方、横峯は奮闘しますが手の施しようのない患者でその患者を死なせてしまい責任を感じます。藍沢の言葉により救われました。
緋山は妊婦を失った夫(?)に活を。名取もその夫に言葉をかけ、何とか夫は子供をとり上げることを承諾します。
藤川と子供のやり取り、よかったですね。ああいう医師がいると子供は安心しますね。
それぞれ自分の将来に決断を下します。藍沢は奏と向き合いトロント行きを決め、緋山は緒方と生きていく事を決めつつ夢を追う事を決め、冴島は藤川の進む道についていくことを決め、白石は自分なりの救命を作るという結論に達し、名取は緋山による名取の父への進言もあり救命に残ることを決めました。
ヘリポートで藤川が運ばれてくるのを待つ白石と緋山の姿もよかったですね。奏も橘の息子も前を向いて生きる事を決め、よかったです。白石と灰谷のやり取りもよかったですね。橘・三井とその息子のシーンはぐっときました。藍沢と白石のやり取りもよかったですね。9年前からの気持ちの変化もよくわかって。
そして今回もナレーションが秀逸でした。冒頭の藍沢のナレーション『人は良く人生の苦難を長いトンネルに例える。光の刺す出口を目指し、暗闇の中を進んでいくさまが人生と似ているからだろう。人はその道を進むために様々な準備をする。ある者は灯りを持ち、ある者は地図を用意し進む。光の先にある答えを求めて…』。次の藤川のナレーション『だが、人生は大にして予想を裏切る。光の刺す出口にきっと答えはある。
そう信じて進んでいたはずが、その出口が突然崩れたら…?かすかな光すら途絶え、俺たちは行き先を見失う。』。
最後に終盤のリレーナレーション。緋山『明日は必ず来る。しかしその明日に何が起こるかだれもわからない。突然天井が落ち、道は塞がれ、愛する人を失うかもしれない。小さい人たちに為すすべはない。』⇒白石『先の見えない暗闇に一人佇む。時に心が折れそうになる。この先に光が無かったら。歩いた方向がまるで逆で、光から遠ざかる結果だったら。』⇒藍沢『そんな時は思い出してほしい。一人では辛い暗闇もともに歩ける仲間の存在を。求めるのは光そのものじゃない。光を一緒に探すことのできる仲間だ。それさえあれば、歩き続けることができる。ダメなら向きを変えてまた歩き出せばいい。仲間と共に』
『コード・ブルー』、終わりました。1stシーズンでの一部の描き方にもやもやし、2ndシーズンでも不安の中見ていた僕としては、脚本家が好きな作品ばかりの安達さんということで安心感がありました。実際、特に満足できない回はなく大いに全編通して満足できましたね。どこを切り取っても、いいシーンばっかりで。映画も同じクオリティでやってほしいなと思います。
また、3rdシーズンは9年を経た5人の絆というのもよくわかって、そういうのもよかったですね。過去のエピソードがセリフの中で出てくるのもよかったです。名物のエレベーターのシーンとか過去作観ていて嬉しいところもたくさんありましたね。新人組も過去の白石らを見てるみたいで微笑ましかったですし。
放送前、新人の描き方というのが一番心配だったんですが、脚本家が違うと知って安心したものです。1stと同じ描き方だったら悲惨なことになりそうだったので。
今までと5人の性格が違うという意見もあるようですが、7年も経ってしかも責任のあるポジションにいて年も取り何も変わってない方がおかしいですよね。ある程度成長していないとおかしいというか。3rdシーズンでは2ndからの空白の7年に何があったのかよくわかる描き方になっていてそれもよかったですね。
ここからシーズン1から自分の過去のブログ記事を振り返ってみますね。1話 の記事から。山下智久君(藍沢)が技術は完璧だが人間的な感情に欠ける新人、新垣結衣ちゃん(白石)が医療の知識は頭に入っているもののいざ血を見ると何も出来なくなる新人、戸田恵梨香ちゃん(緋山)が技術はまだまだだが思いやりは人一倍ある新人とありました。懐かしい新人時代です。後、1stは1話は凄くよかったんですよね。こう見ると3rdの新人といろいろ共通点ありますね。
2話 から迷走していったなという印象があります。1stシーズンは。興味ある人は”ブログ内記事”欄で検索してもらえれば出ると思いますのでどうぞ。同じような気持ちで観てた人もいると思うんですよね。もちろんいいシーンもありましたが、ひどい部分があったということを忘れてる人もいるのかなと思ったり。中でもひどい回と思ったのは6話 と7話 でしょうか。患者で悪趣味な笑いを取る回もあったりして。結構コメディシーンを中心としてひどい回の方が多かったんですよ。また、白石達のやり取りが結構不自然な回もあったりしましたね。1stは結構悪かった部分のほうが印象に残っていますね。
僕が1stでその話数を通して好きなのは1話以外だと4話 と9話 ・10話 だけでした。その後の2009年の新春スペシャル も好きでした。
3rdシーズンの最終話で白石が灰谷に話してたエピソードは8話 ですね。
そして2ndシーズン。1stから脚本が見違えた印象で1話 から最終話 まで満足できました。例のバーが出て来たのはこのシリーズからですね。
個人的には1stシーズンも安達さんの脚本がよかったなとしみじみ思います。林さんは”新人”を描くのが苦手なのかなと思ったり。2ndシーズンはよかったですからね。林さん脚本の医療ドラマといえば、やっぱり『医龍』ですよね。そちらは全シリーズ完璧だったので、当時なぜ『コード・ブルー』は・・・と思った覚えがあります。