先日インタビューさせていただいたCoc(connection of the children)の加藤さん、田澤さんのインタビュー記事が完成しました♪
横国naviGATEにインタビュー記事として掲載しています。
Part1 http://ynunavi.com/?p=4321
Part2 http://ynunavi.com/?p=4338
密度の濃い、刺激あふれる記事ができたので、こちらのブログでも紹介させていただきますね☆
プロフィール
田澤儀高(写真左)
教育人間科学部学校課程音楽科専攻卒業→同大学院1年(休学中)
出身:横浜
趣味:ピアノ、スプーンミュージック、自転車
加藤功甫(写真右)
教育人間科学部学校教育課程保健体育科専攻卒業→同大学院1年(休学中)
出身:長野
趣味:ドライアスロン、ボルダリング、自転車
偶然に偶然が重なった出会い
ーそもそものお二人の出会いって何だったんですか?
田澤 それはもう単純に学校教育課程のクラスが同じだったんですね。そしたらたまたま二人とも自転車で小中高あちこち走り回っているような境遇を持っていて、「お前もかっ!」みたいな(笑)。
それはもうビックリしたんですけど・・・
加藤 お互い「どこまで行ったことがある?」って自慢をして、じゃあ今度違うとこ一緒に行こうよ!ってなったのが初めでした。
あと住んでたとこも偶然近くて、田澤は実家で瀬谷に住んでるんですけど、僕は一人暮らしなのに大学まで1時間半くらいかかる大和に住んでて(笑)
田澤 一人暮らしでなぜそこ選んだっていう。
加藤 たまたま家が近くて、余計いろいろと絡むようになりました。
田澤 いやーだって、一回家に帰ったときに、こーすけがすでに家についてご飯食べてたときビビりましたね。
「ああ、おかえりー」って、「いや、おかえりじゃねーし!」(笑)
加藤 ホントよくしていただいて(笑) 一緒に自転車で全国各地を回っていく中で、このCocをやろう!ってとこまで進んでいきました。
Cocについて
自転車が好き!子どもが好き!
―Cocプロジェクト立ち上げのきっかけは何だったんですか?
加藤 きっかけは2つあって、一つは、一緒に自転車で日本を周った経験。一度に全部周るのは無理なので、夏休みに九州行ったり、春休みには北海道行ったり、そういうことを4年間してきたんですけど、その中で感じたのが、自転車の旅ってすごく楽しいなあということ。自転車だと出会った人が優しくしてくれて、繋がりとか人と人との出会いをものすごく感じられるんですね。
やっぱりヘルメットもせずフルフェイスだし、車みたいに閉ざされてないし、歩いてると浮浪者見られがちなところも自転車だと清潔感を持って走れるし、
だからいろんな繋がりとか人との出会いを感じて、これをもっともっと海外に行って感じてみたいと思いました。
あとは今日本では“繋がり”というものが希薄になっていると言われているので、それをもう一度見つめ直したい。“繋がり”って大切なんだよ!ってことをこの企画を通して発信したいと思ってこのプロジェクトを立ち上げました。
―具体的にはどんな活動をするんですか?
加藤 活動としてはまずユーラシア大陸を自転車で横断するということ。それをしながら行程中出会った子どもたちに20センチくらいの糸を結んでもらってどんどん長くしていって、最終的にはその糸で視覚的には見えないような“繋がり”を視覚的に見えるように、実感としてつかめるようにしていきたいと考えています。
田澤 二人とも教育学部で、4年間子どもと関わってきたということもあって、大陸を横断する際に人の役に立つことをやりたいと考えたときに、子どものためになることをやろうと思いました。
4年間子どもと接してきて、子どもってすごいキラキラ輝いてるし、いろんなことに興味を持てるし、いいものもわるいものも吸収するけど、将来の可能性がある。そんな子どもたちのために、僕たちがこれまでの経験を生かしてできることはないかなって思ったときに、糸を繋ぐっていう活動を通して子どもたちにいい影響を与えられたらなあって。
もちろんこの活動を通じて僕たちと同じ年代の方だとか、おとな、おじいちゃんおばあちゃんにも少しでも元気を与えられるような活動ができたらなあと思っています!
“繋がり”を感じた出発までのプロセス
加藤 Cocをやろうと初めに思ったのが、大学3年生の冬。それから企画を具体的にして行って今に至るんですけど、
そのためにスポンサーを募ったり、実際に小学校に訪問して、このプロジェクトでは日本の小学校3校、海外の小学校3校でプレゼント交換することを企画しているので、それぞれの小学校にアポを取ることもしたりして・・・
田澤 いろんなことが同時進行だったからホントに大変で、脳みそが全部で3つか4つ欲しいような感じ(笑)
海外の小学校にもインターネットでゲリラ的に連絡を送ったり、知り合いづてで連絡をとったり。
それはそれで資金面も足りないし、物品も足りないからいろんなスポンサーさんのところを周って、「お宅の商品を使わせていただけませんか」とか「資金をカンパしていただけませんか」って頭を下げて周ったりとか
加藤 トレーニングも十分にするためにスポンサー周りも全部自転車でしてみたり、メールとかも企業に1000社以上送らせていただいたり、本当にいろいろとやりました。
ときにはきつい言葉をいただいたこともあったんですけど、でも実際にコンセプトも固まってくると応援してくださる方もでてくるし、逆に僕らは「こういうことができます!」って持っていっても、「そんなことは君たちには求めていない。君たちがそうやって頑張ってる姿を応援したいんだよ。」ってポンとお金を出してくださる方もいたり。
やっぱりそのスポンサー周りとか小学校へのアポ取りのプロセスでも人との繋がりのの素晴らしさを感じることができたので、余計ここで負けるわけにはいかないと思って、何とか行けるぐらいまでは集まって、企画に必要なアポも全部とることができました。
―並々ならぬプロセスがあったんですね!何が二人をここまで「やるぞ!」と動かしたんですか?
加藤 そもそもこの企画を何でやりたかったかってことを辿っていくと初心はただただ自転車が好きで、いろんなところに自転車に行きたいという想い、それと子どもに何かしてあげたい、その2つの想いが根幹にあったので、その芯がぶれてなかったから、どんなに辛くてもここだけは何とかしたい、ここまではやりたいってことを二人で話し合って、ここまでやってこれたかな。
あとは周りの人が本当に応援してくれて、最初の頃はゼロだったんだけど、1人つき、二人つき、小学校もつき、友達も応援してくれるっていう状態になると、辛いときでもみんなが支えてくれて、社長の方も「準備が一番大変だから。出てしまえばもういいから。」というような話をしていただいたり、周りの人たちに心的なサポートをしてもらって、それがなかったら倒れてたかなって思います。
田澤 僕の場合は卒業演奏会と平行してだったので、かなり押しつぶされそうで、そうとう大変でした。
僕も音楽を頑張りたいっていう気持ちもあったし、だけど絶対後で後悔するから今しかやれないこともやりたいっていう気持ちもあった。他にもやらなきゃいけないこともあったけど、自分で決めたことだし、責任を持ってやり遂げたいという想いがあった。
あとはこーすけが言った通り子どもたちのために何かしたい、横断したいという想いがあって、絶対後悔しないためにも今やり抜くしかないっていう、ここで負けたら一生後悔するっていう想いがあったので、その想いでここまで突っ走ってきました。
突っ走ってきた4年間
―4年間の大学生活はいかがでしたか?
加藤 みんなもっとこれやっとけばよかったとか言ってるんじゃないですか。でも僕としては、結構やり切った感があって、大学4年間でやりたいことはやれたかなと思うので、満足しています。
でもしいて言うなら、やっぱりもうちょっと早くから外に出る活動、自分がそういったボランティアとかチャリティイベントに参加するようになったのが3年生くらいからだったんで、これがもし1年生のときからそういう世界に入れるようになってたらもっといろいろ選択肢が広がったかなと思うし、もっといろいろな繋がりができてたかなと思うと、ちょっともったいないことしたかな。
実際に1年生のときとかバイトばっかしてたし、そこをもう少ししてればよかったかなと思います。
でも他はホントに、部活もしっかりと打ち込んだし、勉強もそれなりにやったし、日本も全部自転車で周れたし、基本的には楽しかった。横浜に来なかったら地元の大学に行って先生になる、それももちろんいいことなんだけど、横浜に来ていろんな視野が広がったので、友達もいいやつがたくさんできたし、こんな変な奴もいるし(笑)、よかったかなと思っています。
田澤 僕はもうハッキリ言って最初から最後まで全力疾走だったから、これ以上何かやれって言われても無理だと思う。
自分は何かに一生懸命打ち込んでないと後ろめたさを感じる、何か一生懸命やってたいタイプ。
僕は大学に入るときに先生になる!って思ってたから、じゃあ自分の好きな音楽をやろうと思って、自分自身が音楽の勉強頑張って、知識も技術も身につけて一生懸命やろうって決めてた。
自分は高校からピアノを始めたから全然弾けなくて、周りは凄い人たちばっかで絶対音感あるのが当たり前みたいなそういう人たちに囲まれて、みんなが1練習するところを自分は10やれば大学卒ようするころにはみんなに追いつくはずだと思って、ピアノや音楽の勉強をみんな以上に頑張ってて、みんながサークルで騒いでいる間にも音楽棟でピアノの練習するとかしてて、ただでさえ一生懸命頑張ってたところにさらにこの活動が加わって、もう全力疾走の全力疾走みたいな感じ。あと日本一周とかやりたいこともやったし、本当に充実しまくってた。
大学1年の時と卒業してからの自分はかなり変わったんじゃないかな。
―後輩に伝えたいことはありますか?
加藤 チャンスは誰にでもあると思う。本当に何でもいいと思うんですよね。サークルでもいいし、部活でもいいし、勉強もそうだし、バイトでもいいと思うし。そこで全力疾走することで何か見えてくることもあると思う。1個でもそういう風にやりきったり、ああよかったと思えれば、他のことがダメでもあれ頑張ったからいいかと思えるし。自分は結局全部全力疾走でやっちゃったから、パンクしちゃったんだけど(笑)
あと少し営業になっちゃうんだけど、もし世界について考えてみたいとか、子どもに関することをやってみたいという人がいるならCocの活動にも関わってみて欲しい。一回僕らの活動を体験してみて、そこでもし興味があるんだったら一緒に動ければ、小学校にもいっぱいいけるし、先生として行くのとは別の見方から子どもを見れると思うし、社会人の方とも繋がれるし、いろんな活動に繋がるんじゃないかと思う。
日本に今、僕らの活動を支えてくれる仲間が10何名いるので、その人たちと一緒に日本からCocを支えてくれたり、一緒に動けたら嬉しい。
田澤 何か頑張りたいことが見つからなかったらいろんなものに手をだして、とにかく動きまわって、頑張りたいものが見つかるまで動きまわるっていうのも有りだと思う。
海外に興味があって、活動したいと思ったら、なんかどっかにメール送ってみて、レスポンスもらうとか、何か100打ち出せば、一発ヒットして、そこから得られるものもあるし、それは自分たちが1年間やってきて感じたことだから。何かもがいてみる。それでもダメだったらCocJapanにぜひ!(笑) 僕たちのところに来てもらえれば何か切り口のようなものが創れる気がするので。
加藤 大学生ってものすごく得な身分。20歳以上の大人なのにもかかわらず社会では甘く見てもらえる。何か失敗しても、まあ大学生なんだからしょうがないかって、メールですごく失礼なメールを送っても、大学生だと「こういうメールはよくないよ」と教えていただけるし、いろんなところに顔を出しやすいってこともあるので、失敗を恐れずに、そこから学べることもあるので、一歩踏み出していってほしい。
―最後に、1年間の意気込みを聞かせてください!
加藤 もちろん企画は大事なんですけど、自分自身が楽しむことを忘れずに、苦しくなったら初心を思い返して。
せっかく二人で行くので、喧嘩もするかもしれないですけど、楽しく、最後にやってよかったね!と言えるような活動をしていきたいと思います!
田澤 僕たちの活動は二人でこっそり行くような活動ではないから、子どもたちも見守っててくれるし、いろんな人の目があって、いろんな人たちの応援があって、そういう人たちに元気を与えられるような、ワクワクを届けられるような旅にしていきたい。自分自身も旅を楽しみながら最初から最後まで頑張っていけたらと思います!
―ありがとうございました!!!!!
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<編集後記>
インタビューをしていて際立っていたのが、何といっても二人のチームワークの良さ。
1年生から一緒に活動してきた+これから1年間一緒に旅をする!というだけあって、互いが互いのことを信頼、尊敬してるんだなあってことがビシビシ伝わってきたし、
何より二人が同じ想い、ビジョンを持って、同じ方向を向いているというところに、このこの二人の、そしてこのCocプロジェクトのぶれない“強さ”を感じました!
今、二人はポルトガルへ出発し、旅をスタートさせています。
早速リスボンにリュックを忘れる、iPodを盗まれるといったアクシデントがあったようなのですが、持ち前の元気とチームワークで一つ一つを乗り越えていっているようです。
二人の旅の様子はこちらのブログ→http://ameblo.jp/coc-ytkk/
で知ることができます。
同じ国大生として二人の活躍に期待しましょう!!!!!
聴き手:学校教育課程3年 三浦悠太郎 Twitter https://twitter.com/hamataro39