“夫よ、それが優しさというモノだぜ!”

“お〜、なるほど!!”

最近よくある夫婦の会話である。


私達夫婦は時々激しく喧嘩することがある😅

大体、何気ないけれど、思いやりのない夫のひと言が原因だった。

夫に私の気持ちを理解してもらうまで話し合った。

“落とした思いやりを拾ってきて!!”が、口癖となり、そこから“拾えないなら買ってきて!!”に進化した😅

そして現在は、“仕方ない、育てよう😊”になった。

私達夫婦は51歳、まだまだ人生は長いのである。

今からゆっくり育てるのも悪くない。


ありがたいことに、夫が変わろうと努力してくれている👍

ある時、夫と喧嘩になった。体の中が熱くなり、身体中からブワッと熱が放出されるような感覚があった。初めての感覚で、何これ!? と自分でも驚いてしまった。けれどそれはほんの一瞬の出来事だった。

2日後に、念の為夫に聞いてみた😁

“喧嘩した後、何か不幸なことは起こらなかった?”

“いや、特には何もなかったよ”

な〜んだ残念。特殊な能力ではなかったみたい😅

一応大病を患ったわけで、もしかしたら手に入れちゃったかも!?なんて考えて期待していたのだ。


だとしたら、これは更年期の症状かしら?

それから何かに集中したりすると、同じように念力的な熱が発散された🔥


子宮と卵巣を無くしたことで、更年期症状を覚悟していたけれど、この熱発散もすぐに治った。

それから現在まで、更年期の症状は全くみられない。


お腹の中にあったモノがなくなったら…。

そこは空洞のままではない。子宮や卵巣を切除したら、徐々に腸がその空洞に収まるらしい。


手術後3ヶ月は安静に、とのことだった。傷口と、身体の中身の回復も3ヶ月が目安だったのだろう。


もう少しで3ヶ月が経過する頃、少し走ってみた。

衝撃的な感覚だった。お腹の中がガサガサする‼️

まだちゃんと収まっていない感じに思わずお腹を押さえた。でも中身だから押さえても意味はない😅


傷口はいい感じにくっ付き、背筋をピンと伸ばせるようになった。ずっと背中を丸めていたので、とても姿勢が悪くなった気がした。


お腹を15センチぐらい切り、中も切ったり縫ったり洗ったり…、色々しても3ヶ月でまぁまぁ戻る、人間の体って凄い!

私はずっと同じ4人部屋で入院生活を送った。

12日間の間に他のベッドはそれぞれ入れ替わりがあった。

いつもカーテンで仕切られているのだが、ベッドを離れる時に時々出会うことがあった。挨拶を交わすうちに親しくなり、ロビーでお喋りしたりするようになった。病気の話もしたが、色んな話をして、とても楽しかった。


他にも親しくはならなかったけれど、不思議な人や面白い人など、なかなか愉快なお仲間達と同室になった。


私が手術を終えた日、年配の女性が同室に入院してきた。一人暮らしの彼女は、救急車で運ばれてきたようだった。突然のことで不安になっていたのだろう、とにかく色々と注文が多かった。

カーテンで仕切られているだけなので、正直同室の方の事はよく分かってしまう😅

看護師さん、先生、ケースワーカーさんが、退院後の生活や病気について説明をされていたが、話が噛み合わず、なかなか難しそうだなぁ、と思った。

何度も何度も話しているのだけれど、本人は不安でいっぱいの様子。連絡のとれる身内は遠方に住む甥だけのようだった。

人は1人じゃ死ねないんだと、彼女のやり取りを見てつくづく感じた。人は1人じゃ生きられないと聞いたことはあったが、死ぬこともだとは思ってもいなかったので、このことについて深く考えさせられた。


そんな彼女が手術をすることになり、部屋を移動した。

数日後、廊下を歩く彼女を見つけた。片手に酸素ボンベ、もう一方の手に点滴を持ち、1人で歩いている姿に、思わず声をかけてしまった。同室の時は直ぐに看護師さんを呼ぶ甘えん坊さんだったのに、両手が塞がった状態で1人で頑張る姿に感動してしまった。

彼女は私のことが分からなかったが、名乗って少し話をした。別れ際に彼女が、“お互い頑張りましょう!”と笑顔で言ってくれた。


ちょっぴり苦手だった彼女のことを好きになって嬉しかった。



入院中、夫は仕事帰りに毎日病院へ寄ってくれた。面会時間ではなかったので、ロビーで少し話して帰って行った。疲れているだろうに申し訳ない気持ちと、毎日でなくてもいいのにという気持ちがあったが、夫の思いやりかもしれないと思い、“ありがとう”を伝えていた。


ところがどっこい!退院後はというと、毎晩遅いったらありゃしない!!

こっちは日中身動きとれなくて、帰りを心待ちにしているというのに、毎晩毎晩遅いのだ😤

我慢の限界を超えてしまったワタシ。腹が立つのだけれど、お世話にもなっている。考えに考えて、グッドなアイデアが浮かんだ。


その日も遅く帰宅した夫に言ってやりました😊

“もしも私が死んだら呪うことにしたから、覚悟しといて。”

一瞬固まった夫も私の気持ちを察し、“わかった‼️”と一言。

夫は怖がりなのだ。なかなかいい事を思いついたものだ👍シメシメ🤭


それからこのことが私の楽しみとなり、息抜きになった。もしもの時に、どんな呪い方が夫にダメージを与えられるのか、そして怖がる夫を想像する。そんなくだらないことを考えるとワクワクした😁


結局のところ夫を呪うことにはならず、夫と私と愛犬と仲良く暮らしている。めでたし めでたし😊