古箪笥の整理をしていたら40年以上前の新聞が出てきました
業界新聞の食料タイムス
昭和53年(1978年)9月4日付
弊社を紹介した記事です
当時の社長(親父)の談話が
「近年はイオウ燻蒸の開発や生産技術の向上で干瓢の姿が変わった。
ことにこの3~4年は相場の変動が小さい。これはこれで良い面もあるが
相場商品として”妙味”も無くなったのも事実。
かつては損をした年は不動産を売却してしのいだこともしばしばだったが
時代は大きく変わった。
そして失った不動産は儲かった年に再び買戻ししながら、干瓢相場に体を張って生きてきた
中略~~ 戦後間もない頃は、竹でカゴを作って九州、大阪と売り歩いた事もあった」
父親はこの翌年(昭和54年) 60歳の生涯を閉じました
親父の面影を偲び 懐かしく何度も読みかえしました