フレーミングは、営業において広範囲に活用されています。
例えば、安いモデルを買うことで、安全性について妥協したいでしょうか?
フレームは、どう決心するかを私たちが判断することにより、評価基準を設定します。
例えば、あなたが銀行口座に200万円持っているとしましょう。
40万円の損失か70万円の利益か、五分五分のチャンスですが、受け入れますか?
では、もうひとつの質問です。
あなたは預金残高200万円を維持したいですか。
それとも160万円か270万円を手にする五分五分のチャンスを受け入れたいですか?
多くの人たちが最初の質問に「いいえ」と答えるでしょう。
しかし、二番目の質問には「はい」と答えるでしょう。
どちらでも、成り行きは一緒です。
違いはフレームにあります。
最初の質問は絶対的な利益か損失というフレームを設定していますが、これは人の目をリスクに向けさせる傾向にあります。
二番目の質問は、利益と損失をあなたの全体的な資金確保という状況に落とし込んでいます。