7月最初の週末、羊蹄ニセコエリアはちょっと生憎の小雨模様。

でも風も強くはなく、むしろ心地よくサイクリングが楽しめる気温でした。

 

今年のワンダーサイクリングは、80kmの部と50kmの部と選択肢を2つに絞り、毎回とにかくひた走るばかりなガチ勢向け100kmの部はなくしました。笑

発着はニセコ町にある、サイクルオアシス。

冬季間は国道の除雪車両の基地として活躍する場所ですが、グリーン期(特に6月〜10月頭まで)の週末・祝日はサイクリストに、無料の駐車スペース・休憩場所として解放している場所です。

 

このイベントは地元のサイクリストがガイドとなって(多くがJCTAのサイクルツアーガイド講習を修了している人たちです)グループをガイドしつつサイクリングを楽しむというイベントで、ガイドの皆さんオススメのルートを走ります。

立哨員も誘導看板もエイドもなく、普段私達地元のサイクリストがよく利用するお店なんかを休憩箇所にしています。

 

参加申し込みが出揃ったところでガイドミーティングを行い、それぞれどのルートを走ると楽しんでもらえるか、参加者の年齢・経験値や能力なんかを申し込み時に記入してもらったデータを基にしながら、あれやこれやと話し合いルートを決めていきます。80kmはニセコ町〜真狩村〜洞爺湖町のレイクヒルファームまで行ってジェラートを食べ、留寿都村の山間の道を走り戻ってくるコースに。

50kmについては、ニセコ町発着のルートは周囲が坂だらけということもあり、どうしても獲得標高が高くなってしまうということと、ビギナーの申し込みが多いということを加味し、ニセコ町〜蘭越町のJR昆布駅〜昆布温泉郷〜ミルク工房〜有島地区を経て戻ってくる、距離的には37km程度の(でも獲得標高が800mを超えてしまう・・・笑)コースに決定しました。

 

スタートは8:30。目標とするゴールタイムは14:00頃として出発。

 

今回特別ゲストとして、J-sportsで自転車レースを楽しんでいる方ならお馴染みの、東京は等々力にあるサイクルプロショップ  Positivo の店主である永井孝樹さんにお越しいただきました。

永井さんは80kmの部で走り、ゴール後にはバイクメンテナンス講習を行ってもらうことに。

 

私、脇山は50kmの部のガイド役として参加。

最初の休憩ポイントはJR昆布駅横の Bears cafe Rankoshi。

スタート地点から15kmも走れば到着なんですが・・・

通常は10:30オープンのところ、事前にお願いしてオープン時間を30分早めてもらい(流石に1時間早めてもらうというのは厚かましすぎてお願いできませんでした。汗)ましたが、どれほど参加者がビギナーとはいえ、15km程度の行程を走るのに1時間半もかからないわけでして、案の定、ちょっとアドリブで寄り道したり、ジャガイモの花が綺麗な場所や、新幹線のトンネル工事がよく見える場所で撮影タイムを儲けたものの、9:30にはカフェに到着してしまいました。

 

 

さぁ10時までどのように過ごすか・・・と考え、結局線路を挟んですぐのところにある幽泉閣の足湯にみんなで浸かることに。

これがどハマりで、参加者でワイワイ話を弾ませていたらあっという間に10時。

 

 

急いでカフェに移動して、各々ドリンクやケーキ・ソフトクリームなんかを注文し、またまたまったり。

メニューが美味しいのは当然、店内の雰囲気が最高に心地よくって、ついつい時間を忘れてしまいました。

 

 

10:50に重い腰を上げて再出発。

目指すは昆布温泉郷の湧水スポット、甘露水。

7kmで230mほど登ります。

僕を含めて坂が苦手な方は必死に、e-bikeで参加した女性陣はスイスイと登ります。

登りきって『キツイ!キツかった!』とネガティブとも取れる言葉を発する皆さんの表情は、なぜかめちゃくちゃナイススマイル。

達成感に満たされているのが一目でわかりましたね。

 

 

ここからスキー場間を結ぶ道道よりもさらに山側を通る道を走ります。

今回選択した道の90%くらいは、農家さん以外ほとんど走らなさそうな道なので、ビギナーの皆さんにも安心してサイクリングを楽しんで頂けました。(但し、登りの多さを除く。笑)

到着したのは、ニセコ蒸留所。

 

 

トイレ休憩をさせてもらいつつ、皆さんイギリスでの品評会で世界第1位を獲得した ohoro Gin を購入。

帯同してくれているサポートカーに積み込んでました。

 

 

ここまで登れば、あとはひたすら降るだけ。

ほとんどペダルを漕がずにミルク工房へ。

マンドリアーノでランチにピザを頬張ります。

 

 

20名以上のグループが一気に利用できる食事処となると、貸切でも許容してもらわないとなかなか見つからないので、こんなお店は非常にありがたいです。味も文句なく美味しいですしね。

 

ガイドは80、50問わずグループチャットで逐一情報を共有しているのですが、僕らが食べ終わる頃には80kmの部がゴールとの連絡が・・・

想定したルートはあと5kmほど残っているのだけれど、お腹も満たされて、参加者の皆さんは「もういつ帰ってもいい!」状態に。

結果、ルートをショートカットしてゴールを目指すことにしました。

 

 

ゴールでは80kmの部の皆さんに迎えられ、またまた皆さん笑顔に。

全員無事にゴールとなりました。

ゴール後80kmの部のガイドから、足湯やCafeでまったりしていた僕らに嫉妬の声が・・・大笑

 

さぁ、いよいよ永井さんのバイクメンテ講座です。

今日は路面もウエットだったということで、自転車の洗浄方法を教えてもらいます。

 

 

もうガイドも参加者も、自前のバイクで参加した人は真剣な眼差しで受講していました。

質問も積極的にどんどん飛び出します。

とても有意義な講座でした。

皆さん、自宅に帰って洗車してチェーンオイルをさしたかな?

 

今までこのイベントに来てくださったゲストは、まだイベント名がネイチャーライドだった頃に三船雅彦さん、ワンダーサイクリングとして再出発した頃にちゃりん娘の皆さん、そして今回の永井さんの3組。

三船さんにはライド講習を開催してもらったし、ちゃりん娘の皆さんが来た時には、道内外からファンクラブの皆さんが参加しに来てくださいました。

思い返すと、それぞれのタイミングでそれぞれのゲストが、その時にこのイベントや参加者が必要とすることを提供してくださってきたなぁ・・・と、感慨深くなってしまいます。

 

私がこの協議会の代表として開催するイベントはこれが最後です。

来年以降は新たな代表が、自らの理念や考えに基づいて事業やイベントを実施していくこととなります。

このイベントが継続して開催されるかされないかはまだわかりませんが、協議会は引き続き羊蹄ニセコエリアのサイクリング環境の向上のために活動し続けていきます。

今後とも皆さんのご支援・ご協力・応援とご理解をよろしくお願いいたします。

 

羊蹄ニセコ自転車走行協議会(YNCA)代表 脇山 潤