地元にサイクリストも多く、ロードレースにヒルクライム、ファンライドにMTBダウンヒル、ストライダーカップの開催と、本当にバイク熱冷めやらない羊蹄ニセコエリアなんですが、それでも2つあったファンライドイベントのうち、倶知安観光協会が主催していたネイチャーライドニセコが今年度以降の開催を見送り、あちこちから『寂しいねぇ・・・』という声が聞こえておりました。

私どもYNCAとしても、このネイチャーライドが羊蹄山麓7町村を走り、各町村がこの地を訪れるサイクリストに『オラがまち』をPRするいい機会と思っていただけに、どうしたものかと悩んでおりました。

 

一方、1990年代このエリアには『羊蹄山一周ワンダーサイクリング』なる地元住民のためのサイクリングイベントがあって、地元住民の多くの方々が、スポーツバイクからママチャリまで実に様々なマイバイクで羊蹄一周のサイクリングを楽しみ、完走後にはみんなでジンギスカンを食べていたそうです。

 

私たち羊蹄ニセコ自転車走行協議会は、羊蹄ニセコエリアのサイクリング環境を整備し、この地にサイクリングで訪れる、この地でサイクリングを楽しむ皆さんに、素晴らしい環境を提供することで、サイクルツーリズムを通じた地域経済の活性化に資することを目的に設立されました。

では、我々が目指すサイクリングに適した環境とはどんなものか?

飲食店や宿泊事業者・コンビニや道の駅のような休憩施設がサイクリスト受け入れに理解がある・・・

道路がパンクの心配が極力少なく、安全マージンもあって、道路をシェアする自動車(大型車両も含めて)がサイクルフレンドリー・・・

ルート情報や案内表示が充実している・・・

っていうのはデフォルトとして、やはり地元の方々が交通ルールの遵守も含めてどれだけサイクリングに親しんでいるかという部分も重要な要素だと思っています。

 

そこで、もう一度この『羊蹄一周ワンダーサイクリング』のようなイベントを開催し、山麓7町村へのサイクルツーリズムのPRや、安全走行の啓蒙といったことも含めて展開していこうということになりました。

 

このイベントには参加者が迷わないよう右左折ポイントを示す案内看板もありませんし、参加者をもてなすエイドも設けません。

走るのは、『いつもの』羊蹄ニセコエリアです。

参加者にはサイクリストとして普段通りの注意能力が求められますし、休憩・補給に関しても、自身のコンディションや疲労具合との内なる対話が求められます。

しかし、上げ膳据え膳のイベントとは違う達成感を感じる事が出来ると思います。

 

ルート上にある道の駅等では飲食を楽しんだり、風景の素晴らしいところでは是非足を止めて写真を撮ってください。

そしてゴール後は焼肉に舌鼓を打ちつつ、その日のサイクリングや今までのサイクリングを肴に親睦を深めてください。

 

そんな笑顔あふれる1日にする事が出来れば、きっとこのエリアのサイクリング環境の向上に大きな1歩となると信じています。

 

小規模なイベントですが、皆さんの参加をお待ちしています。