子供の頃 我家でとっていた雑誌に「映画の友」と「家の光」があり
「映画の友」を読んで いち早く映画情報を得ていた記憶があります
戦後の復興期には アメリカ映画が怒涛のごとく押し寄せてきましたが
幸い両親が映画好きということで 幼い頃から映画館通いができました
中学時代は指定映画以外は観るのを禁止されていましたが
なぜか 私ともう一人の女子生徒だけは
“君達には判断力があるから 規制はしない”と先生にお墨付きをもらっていました
今振り返ると かなりの差別待遇ですが 当時は無邪気に喜んでいました
その女の子は親が裁判官だったようで 試験ではこの子といつもトップ争いをしていたものです
そんな下らない想い出話を ここで書くのもどうかと思いますが
兎も角 高校卒業までの間 映画が切り替わるたびに観にいっていた記憶があります
田舎の映画館では
ハリウッド映画専門の「ニューパール」 ヨーロッパ映画と東宝映画を上映する「テアトル」
東映映画専門の「電気館」には通いつめていたので 膨大な映画に接することができました
浦和に母の姉が住んでいて 上京した際は必ず従兄弟も一緒に
「日比谷映画」か「有楽座」へ連れて行ってもらう事がお約束でした

「スクリーンミュージック」のお話ですが…
以前取り上げたブログから 抜粋した記事を載せてみます
……
今日は オリジナル・アルバム(勝手に選曲してCDを作っただけですが)をアップしました。
映画と音楽の深い関係は、恐らくブロードウェイ・ミュージカルの映画化が発端でしょうが、
全盛期のハリウッド映画には、魅力的な主題曲が沢山ありますし
子供時代に聞いた ラジオの音楽番組の主流を占めていたのも映画主題曲でした
ここに取り上げた曲は 私が印象に残っている映画音楽のほんの一部です
代表的な歌手はドリス・デイ 代表的なオーケストラはビクター・ヤングということで
ここでも何曲か登場します もっともビクター・ヤングが全てサントラ盤とは限りませんが…
♪「ザ・ハイ・アンド・ザ・マイティ」は映画を思い浮かべる方が少ないかもしれません
「紅の翼」で パイロットのジョン・ウェインが口笛を吹いたのですが かなりヒットしました
子供の頃観たことで いつまでも心に残っている曲ばかりですが この中では 唯一
「ベニー・グッドマン物語」だけ リアル・タイムで観ていないのがなんとも残念です
「帰らざる河」マリリン・モンロー
60年代 70年代と時代が進んでも 素晴らしい映画や心地良い映画音楽も沢山あり
今や 年代別 ジャンル別 歌手別 テーマ別 映画別等など
様々な切り口で 膨大な量のCDやDVDが市販されているようです
新しい映画や映画音楽は 想い出とリンクすることがないので魅力を感じませんが
素晴らしい映画や映画音楽が 少なくなったせいもあると思っています
このアルバムは ボックスにアップしてあります↓
https://yahoo.jp/box/dbIt3X
……
ハリウッド映画と言えば 男優ではジョン・ウェインとゲーリー・クーパーが双璧だと思います
「紅の翼」はジョン・ウェインの航空機映画ですが
彼の出演した映画で すぐ思い浮かぶものがいくつもあります
「黄色いリボン」は戦後日本に紹介された古い映画ですが 主題歌はかなりヒットしました
「リオブラボー」は ディーン・マーチンの♪「ライフルと愛馬」が大ヒットしましたが
ガンマンで出演していたリッキーネルソンとウォルター・ブレナンの歌う
♪「シンディ・シンディ」が 個人的には気に入っていました
なお トランペットで流れた♪「皆殺しの唄」も効果的な使われ方をしていました
娯楽西部劇映画としては トップクラスの作品だと思っています
♪「シンディ・シンディ」
エルヴィス・プレスリーの後継者として人気沸騰中のリッキー・ネルソンが出演したこともあって
この映画が大ヒットした…そんな印象を抱いています
「アラスカ魂」はジョニー・ホートンの歌で大ヒットしましたし
「史上最大の作戦」のテーマはポール・アンカが作曲したことで 大いに話題になったものです
ジョン・ウェインはタカ派として知られていましたから
インディアン(今は先住民族と訳されていますが)と戦う映画が多かったようです
ベトナム戦争末期に「グリーンベレー」という戦争映画を彼が制作・主演していました
一応この映画を観ましたが 戦意高揚のために作られたということで 気に入らなかったものです
彼の映画は 最近購入したDVDで デビュー時代のものからほとんど観たことになりますが
個人的に一番気に入っているのは「捜索者」です
インディアンに連れ去られた 最愛の女性の子を取り戻すために 旅を重ねるのですが
成長した娘(ナタリー・ウッド)を救い出した後の 複雑な心理を 彼は上手く表現していました
ラスト・シーンで 戸口に佇むジョン・ウェインの淋しげな後姿が今でも鮮明に蘇ります
ジョン・ウェインは男には滅法強いけれど 女性にはからっきし~という感じでしたが
ゲーリー・クーパーは 男にも女にも強かった というイメージがあります
リアルタイムで観た映画でも
「誰が為に鐘は鳴る」で イングリッド・バーグマン
「真昼の決闘」では グレース・ケリー
「昼下がりの情事」では オードリー・ヘップバーン
等 美人女優さんとの共演が印象に残っています
チョッと変則ですが
「縛り首の木」では マリア・シェル
「西部の人」では ジュリー・ロンドンが相手役でした
「真昼の決闘」♪「ハイヌーン」
「昼下がりの情事」♪「魅惑のワルツ」
「友情ある説得」のテーマ曲等も随分ヒットしました
♪「魅惑のワルツ」
最近観た 古い映画の中では 「西部の男」が特に印象的でした
早撃ちのゲーリー・クーパーと伝説の判事ロイ・ビーン(ウォルター・ブレナン)の対決が主題で
クーパーも格好良かったけれど ウォルター・ブレナンの演技が魅力的でした
彼がクランプトンを演じ 彼に弟を殺されたワイアット・アープをヘンリー・フォンダが演じた
「荒野の決闘」でも 何とも憎たらしい役どころを見事に演じていましたから
後に観た「リオブラボー」での お人よしな保安官助手役が とても嬉しかったものです
人種差別の酷かったアメリカから フランスに渡ったジャズ・アーティストが沢山いましたが
50年代末のフランス映画では憶えているだけでも
「大運河」でMJQが 「死刑台のエレベーター」でマイルス・デイヴィス
「殺られる」で アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズが演奏していました
今のアメリカで一番人気のある映画スターはクリント・イーストウッドかもしれませんが
50年代のテレビ番組「ローハイド」での早撃ちカウボーイ役が最初の出会いでした
60年代に入って突然マカロニウエスタンのヒーローとして再登場した時はビックリしたものです
黒澤明の「用心棒」をパクッたマカロニウエスタン:「荒野の用心棒」を筆頭に
500作品も作られたそうですから 驚きです
リー・バンクリーフの主演映画も何本かありましたが ジュリアーノ・ジェンマ フランコ・ネロなど
イタリア人の映画という感じがしています
クリント・イーストウッドの最初の監督作品「恐怖のメロディ」は怖い映画でした
DJをしている彼の番組に 夜毎“ミスティをかけて!”という電話がかかり
そこから泥沼にはまっていく 何とも気味の悪いサイコ・ミステリー映画でした
♪「ミスティ」はエロール・ガーナーの曲ですが ここではジョニー・マティスで~
彼は「ダーティー・ハリー」シリーズで人気を決定付けましたが
どの映画でも オシャレなジャズが必ず流れるというのが特徴でした
彼は“アメリカが誇れるのは 西部劇とジャズだけだ”と言ったそうですが
彼のジャズに対する造詣は相当なもののようです
彼の映画からは 独自の価値観からくる 権力や体制の不正に対する強い批判が感じられて
大のお気に入り俳優です
政治家や官僚のいい加減さを 苦々しく感じている私ですが
ブログでこの手の話をしない と自ら心に決めているので これ以上の話はやめておきます
最期は口直しに
私がジャズに目覚めた映画「グレンミラー物語」から
一番のお気に入り グレンミラー楽団の ♪「ムーンライト・セレナーデ」を~