前回からの続き。
いつも以上にネチネチした記事になっているかもしれませんが。
子ども達は負けたら悔しい。
だから勝ちたい!これは当たり前だし、それがサッカーですよね。
ただ親も同じレベルか、それ以上に悔しい、勝ちたい!ってなってるから話が変な方に行っちゃうんだと思うんだけど、それはちょっと置いといて。
だから下手な子を出さないんじゃなくて、そもそもチーム全員で勝つために練習に取り組む。
試合では全員均等に出場して、その中で勝つためには、どんな組み合わせ、どんなポジション、どんな戦術で戦うのかを考える。
もし出場時間を均等にする事で、1人あたりの出場時間が5分しか無くなったら、それはまた別の問題。
1人あたりの出場時間を確保した上で、勝負に拘る!
勝ちを目指しまくる!
ちゃんとチームに所属している選手全員の出場時間が確保された上であれば、勝利至上主義でもいいんじゃない?
だってサッカーは、1人じゃできないんです。
これは比喩でもなんでも無くて、文字通りの話。
だから、いろんな選手がいるのが当たり前。
いろんな選手がいる環境でサッカーするのって、別にマイナスじゃなくて、むしろプラスになると思うけど。
よく言うじゃないですか。
一緒に練習してきた仲間なんだから、そのみんなを代表して出場してる選手達を一生懸命応援しよう!って。
それがチームスポーツだって。
そんなに仲間を大切にする集団なのに、その仲間の1人であるよしひろ君を出場させる事はダメ?
やれそれがチームスポーツだ。
レギュラーは勝ち取るものだ。
それが競争社会だー!
補欠になる経験も必要なんだーっ!
って、いろんな選手がいる中で、サッカーする事の方が、人生に必要な経験なんじゃない?
上手い子もいれば下手な子もいる。
速い子もいれば遅い子もいる。
ドリブルが得意な子もいれば、パスが得意な子もいる。
キックが上手い子、スタミナがある子、声が出せる子、大人しい子、気が強い子も弱い子も、いろんな選手がいるんだから。
メッシ君と同じ選手は、1人としていないんだから。
だから補欠って、正直に言っちゃうと、メッシ君やいつも試合に出ているメンバーと保護者だけの都合なんじゃ無いですか?
または、勝つことをで、チームに利益をもたらしたい、気分よくなりたいっていう指導者の都合なんじゃないですか?
メッシ君は、よりレベルの高いチームにステップアップする事を決断して、強いチームに移籍。
それは、とてもいい事だと思うんです。
チームにメッシ君を縛り付けて置くなんて、絶体ダメ。
チームの為にメッシ君がいるんじゃなくて、メッシ君がサッカーするためにチームが存在するんだから。
これ、勘違いして欲しくないのは、チームプレーを否定してる訳じゃないですからね。
でも、チームがあっても、そこでプレーする選手、そこでプレーしたいっていう選手がいなくちゃチームは、成り立たないんです。
まず選手ありきなんです。
でも、もしメッシ君が移籍したチームには、大メッシ君がいて、全くの試合に出れなかったら??
それは、厳しい世界にあえて挑戦したんだから当然だ。
厳しい世界でも、それを乗り越えられるかどうかが大事なんだ。
だからそれでもいいんだ!
って、きっと言う人もいますよね。
でも、これ本当に選手の気持ちですか??
本当に選手自身が望んでその状況に身を置いてるんですか?
それがメッシ君が、選手として成長する為に、最良の選択肢なんですか?
そもそもちゃんと試合に出れるからってのは無し。
メッシ君だって、中学、高校と上がっていくうちに、試合に出れなくなる可能性なんていくらでもあるんだから。
でもそしたら、また移籍すればいいんだけどね。
そうやって、自分のレベルに合ったところでサッカーするのも1つの正解ですから。
それじゃあ最後によしひろ君の目線で、書いていこうと思います。
つづく。