W杯盛り上がってますね~。
日本は残念ながら負けてしまいましたが、ドイツ、スペインを撃破する快挙!
決勝トーナメント初戦は家族全員で頑張って起きて、応援したのもいい思い出になりました。
ベスト8が出揃って、これから準々決勝!
まだまだ楽しみです。
さてこんなTweetを見つけました。
https://twitter.com/footy_ken/status/1598882191936983042?t=rJhdsh5_qLFDKj_1RiaPSw&s=19
昨日のツイートでかなりの質問きたので補足します。これ僕が作っている競技者人口比率の表で、草サッカー選手の総数を人口で割ったものです。FIFAランキングのベスト10に入るような強国は5〜10%なんです。これがランキングが下がっていくにつれ、比率も下がっていくという相関関係があるんですよね。 pic.twitter.com/Kg48rtXKaj
— 幸野健一(サッカー・コンサルタント) (@footy_ken) 2022年12月3日
FIFAランクとサッカーの競技人口、そしてその競技人口の総人口に対する比率のデータです。
Tweetではサッカーの競技人口比率がFIFAランク上位のチームは高く、日本は競技人口比率を倍ぐらいにしないと強豪国の仲間入りは難しいという内容。
https://halftime-media.com/sports-market/japan-soccer-1/
またはこんな記事も。
競技人口は、中国、アメリカ、インドが多いのですが、総人口比率はアメリカは高いものの、中国、インドは日本より少ない。
やはり記事の通り、総人口あたりの競技人口比率が高いほど、概ねサッカーの強豪国と言えそうです。
生涯サッカーを続ける選手を増やす事が、一番の強化方法になると仰ってますが、日本にはサッカーをするグランドが無かったり、育成年代で燃え尽きてしまったり、サッカーを嫌いになってしまったりして、上手く行って無いんですかね。
更に私が気になるのは、単純に競技人口の数。
日本はベルギー、フランス、ウルグアイ、ポルトガル、スペイン、アルゼンチン、クロアチアよりも競技人口が多いんです。
今回のW杯ベスト16に残った国のうち、日本より競技人口が多いのは、ブラジルとアメリカだけ!?
普通競技人口が多ければ、その競技のレベルは上がりますよね。
でもFIFAランクでは、そうなっていない。
じゃあ日本はサッカーする環境が整って無い?
ここで言う環境は、グランドだったり、経済的な問題でサッカーできなかったりって事を思い浮かべているんですが、
詳しくはわからないけど、少くともベスト16の日本、アメリカ、ブラジル以外の13ヵ国に比べてそれほど劣悪だとは思えない。
(印象でしか無いけど、他にもっと大きな原因がありそう)
ではなぜ競技人口数が、競技の強さに結び付かないのか?
はい、もう皆さん私の言いたいことはわかっちゃいますよね。
やっぱり補欠制度が大きく関係してるんじゃないですかね。
競技人口が多くても、試合を楽しめるのは選別された一握りの選手だけ。
やっぱりそこを何とかしていかない限り、折角日本代表の活躍で盛り上がったサッカー人気も、一過性の物になってしまうんじゃないでしょうか。
今回の日本代表の活躍で、サッカーを始めたいって思った子供達も大勢いるでしょう。
そんな子供達が、試合でずっとベンチに座らされたり、試合に連れていって貰えなかったり。そんな事が無いように、何とか日本のサッカーを変えて行って欲しいです。
ふと見たテレビ番組で、小学校4年生の男の子が、日本代表の試合を見てサッカーしたくなったって、ちょっと照れながら、でも嬉しそうに話してたんです。
お母さんもそんな息子さんの為にサッカーチームを探そうと思いますって言ってました。
サッカーって本当に楽しいから、この親子にはこれを機会にサッカーをずっと楽しんでいって欲しい!
でも実際には小学校4年生の冬のこの時期に、未経験の状態からサッカーを始めて、ちゃんとサッカーを楽しめるのか…?
楽しめる場合もあるだろうけど、なんだか不安な気持ちの方が大きくなってしまう。
よっぽど運動能力が高かったり、早熟で身体に恵まれれば楽しめるかもしれないけど、補欠がまかり通る日本では、サッカーを楽しめない可能性の方が大きいんじゃないか?
日本の活躍は嬉しいし、いつかベスト8、ベスト4、優勝!って未来を見てみたい!
でもそれには、まずこの補欠問題の解決が最優先なんじゃないかと思ってます。