一歳半検診で息子の発達が遅いことを共有して以来、定期的に保健センターから電話で近況確認が入ります。
2歳過ぎるくらいまではまだ診断も出ておらず、その後どうですか?発語ありましたか?と聞かれていましたが、今回はもう聞かれませんでした。
手帳を取得し、療育センターや福祉課から入る情報で息子の発達状況は確認できているからだと思います。
自閉症の息子の相談をしても、自閉症育児をしている母の悩みを相談しても、区の保健師さんにはアドバイスは難しいと分かっています。
なので当たり障りなく近況を伝えています。
息子は最近、「違う」を伝えるときに首を振る時があります。パズルをはめる場所が違うときに首を振るようになったところがきっかけです。
今までなかったので、すごく生活で役に立つ成長だ!と嬉しく思いました。
毎回やるわけではないので、「違うね」と声かけし意味を持たせながら見守っています。
息子はゴリゴリ教えたり過剰に褒め過ぎると嫌がる性格なので、嬉しい時ほど落ち着いて褒めています
他には療育でよく使われる「おしまい」の手拍子を、おしまいの時に自分でパチパチしていました。
これはビックリしています。
息子は療育での「おーしーまい」が大嫌いで、そのリズムを聞いただけで怒るくらいだったからです。
息子にとってはそのフレーズが楽しい時間の終わりを示す苦痛のフレーズになっていたのを知っていました。
だから、息子にとってはおしまいを手拍子していたのは大きな変化だったんです。
そんな(はたから見たら)小さな成長ですが、壁にぶち当たってばかりの育児をしている親からしたら大きな成長!
でも一般のヒアリングの際には実年齢との差が大き過ぎるし細かすぎてわざわざ言えません
寝返りしたとか立った歩いた、走った、喋った!っていうものとは違うけど、間違いなく、大切に育みたい私たちの中でかけがえのない成長です。
最後に、春に誕生日がくるので3歳児検診の案内がいくと思いますと地獄に突き落とされて終話しました…