中継付きで観た「もっと超越した所へ。」人と共存する難しさ | 私の5 室は映画館・映画レビュー

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劇場公開日:2022年10月14日 119分
10/16(日)鑑賞

    

ネタバレが気になる方へ

申し訳ないですが読む場合は

自己責任でお願いします



  感想①(ネタバレなし)



舞台挨拶中継付き(全国80余りの劇場配信)で鑑賞しました



クズ男に苦労する、女子4人の話だと思っていましたが、意外や意外…



タイムループ、あり

4組8人の、意外な過去があり

過去には秘密があり

その伏線やリンクが、沢山

ラスト15 分、タイトルに合点がいく



超越って、そういう意味⁉


そして最後は…(ネタバレなし)

観た方がこれをどう捉えるのかで、

評価が真っ二つにわかれざるを得ない


驚きますよ、斬新すぎて(笑)

舞台で観たら楽しそうな作品でした

是非是非、鑑賞してみて下さいね

(実際舞台が先で、今回映画になっています)




  2020年 4組のカップルは…


ストーリー


それぞれが彼氏に不満を抱きながら、一緒にいたいだけの日々を過ごす彼女たち


恋愛間違えがちデザイナー

✕ヒモストリーマー




①デザイナーの真知子(前田敦子)は、中学の同級生でバンドマン志望・職業不詳の怜人(Sexy Zone・菊池風磨)を住まわせている


子役上がりタレント
✕あざと可愛いボンボン



② 元子役のタレント・鈴(趣里)は、父親の会社で働く金持ちの富(千葉雄大)と同居。自らををオカマと言うトミーの世話を焼く


シングルマザー風俗嬢
✕常連の落ちぶれた俳優



③ 風俗嬢七瀬(黒川芽以)はプライドの高い元子役の慎太郎(三浦貴大)と店で過ごす


彼氏に染まるギャル
✕ノリで生きるフリーター


④ 金髪ギャルで、ショップ店員の美和(伊藤万理華)は、ハイテンションなフリーターの泰造(オカモトレイジ)と同棲している



男たちは彼女に甘えて増長するばかり

今度の恋愛も失敗なのか…



  感想②(少しネタバレ)



クズ男に苦労する4人の女性陣

我慢を重ねて、男達の弱さや甘えを、別れ際、飲み込みません


思いっきり言いたい事をぶちまけます


確かに、男性陣も相当な地雷を踏みまくりましたけど、それでも、彼らの弱さや甘えをこれでもかと、突き刺す女性陣



特に、前田敦子さんが証拠を揃え、言い逃れ出来ないように逃げ場を無くしてからの



正論を重ね重ねて、感情的でヒステリックな声でキーキーなりながら、たたみかける場面



怜人(Sexy Zone・菊池風磨)に、現実を突きつけ泣かせる場面に、目が釘付け



女性陣が

「私にも悪い所あったから

彼らを許そう、妥協しよう

誰と付き合ったって嫌な所はある」との言葉は、痛いほどよくわかりましたけど


限度はあります

普通の人間関係でもね

負担になるから、距離を取らないと

私は本当にイライラして身体に悪い


努力は1ミリもしないで、不満と悪口をまき散らす

依存体質で、関わるだけで疲れる人から離れたい!



しかし女性陣は、別れる(関わるを止める)だけが解決ではないよねと、受け入れます

私には、無理かもしれないけど

なかなかメッセージ性がありました