おはようございます
週末、いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は、久しぶりに家で映画を観ました。
Netflixの、『プラスチック・オーシャン』という映画です。
(写真引用:サステナブル・ブランド ジャパン)
環境問題やSDGsへの意識の高い友達におすすめしてもらって観たのですが、本当に衝撃の映画でした。。。
今回は、この映画で学んだことを書きたいと思います。
プラスチックごみの行く末
映画の中で、「私たちは、自分たちの手元からごみがなくなった=ごみは消えたと錯覚している」という言葉がありました。
本当にその通りです。
きっとどこかで処理されて、どこかでリサイクされて、なくなっているかほかのものになっている…?
くらいなもので、自分の手から離れたごみの行く末など考えたこともありませんでした
ところが現実は、大量のプラスチックごみが海に流れ着いて漂っています。
映画の中では、衝撃な映像ばかり
おそらく映画の中の映像は世界のほんの一部だと思いますが、魚や鳥やカメやクジラや…
あらゆる生き物の胃袋の中から大量のプラスチックが。
もちろん、そんなプラスチックで胃袋がいっぱいの生き物は、消化不良やプラスチックと化学物質が結合した毒素により死んでしまいます。
リサイクルされているプラスチックは、全体のたった9%
紙とプラを分別したり、ペットボトルを分別したり、分別すればリサイクルされる、なんて思っていませんか?
正直、私は思っていました。
ところが、これも衝撃的なことに、実際にリサイクルされている世界のプラスチックごみは、なんと全体のたった9%
91%は再利用されることもなく、ただそのままのごみとして残っています。
そして、プラスチックは燃やすと有害物質が発生するため、残ったごみは埋めるしかありません。
映画の中では特別な分解の仕方を発明したという会社の映像もありましたが、まだまだプラスチックごみを再利用できるように加工する技術はこれからです。
そんな、技術が追いつかない中、年間800万トンものプラスチックごみが海に流出しており、処分が全く間に合っていません。
参考:
今、私たちひとりひとりにできること
だいぶ認知が進んできたSDGs
この映画を観て、なぜSDGsの取り組みが始まったかがよく分かりました。
もはや、全世界が一致団結して全力を尽くすほかに、地球が生き延びる術はないのです。
それほどのレベルの危機です。
発生しているプラスチックごみは、そのほとんどが使い捨てだということを映画で学びました。
プラスチックはとても便利で、いまやどこもかしこもプラスチックだらけ。
しかし、その使い捨てプラスチックを使用する頻度を減らすことが、まずは大事です。
レジ袋が有料化され、意外となくてもいいビニール袋を無意識に使っていたことに気がつきました。
ビニール袋以外でも、洗って再利用できるものは何度も使い回すだけで、確実にごみの量は減ります。
ほんの小さなことと思うかもしれませんが、全世界の人が1つプラスチックごみを減らすだけで、78億個のごみが減ります。
ひとりひとりの小さな力が、全世界で協力することでとてつもなく大きな力になる。
私もより一層、SDGsを意識して日々過ごしていきます!
『プラスチック・オーシャン』、ぜひぜひぜひ、一度は観てみてください