無庵日録 (1047) 中動態と遺伝子 | 日々新面目あるへし

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 一、日々新面目あるへし

2024/01/03

 昨年学んだ<中動態>とは、行為の主体が自己の意志で行動を起こすと同時に、その行為の受け手でもあると説明されていた。能動は同時に受動ではなく中動である、つまり人間の行動は能動と同時に受けとめる中動である。

 

 人間はどのような心で行動するかによって、5種類の遺伝子がON/OFFの働きをしている。その心自体も遺伝子の働きに他ならない。大局的に云えば全て遺伝子の働きにある、あらためて学びたいことは無意識の遺伝子の働きである。

 

 これを某科学者が前述の「どのような心で行動するかによる」と説明している。心とは意識であり5種類の遺伝子のON/OFFの働き(優性・良性・従順・劣性・悪性)と受けとめる、5種類の遺伝子によって行動する心を眺めたい。

 

 俗に言えば何も考えず生きていれば遺伝子の働きで最も人間らしい遺伝子につながる、そして個性という遺伝子の働きで自分らしい生き方を見い出すだろう。人間は誰しもそんな遺伝子を有していると信じたい。