無庵日録 (1033) 仏法と遺伝子の働き | 日々新面目あるへし

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 一、この生を深く愛すへし
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 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2023/12/20

 人類は生命の存在を科学の力で遺伝子の働きと証明した。それを先行して認識していた仏法は、民衆から宗教として受けとめられていた。諸行無常 諸法無我 涅槃寂静や生老病死観は、明らかに遺伝子の働きに他ならない。

 

 人体の遺伝子の働きを電算機のOS(オペレーティングシステム)に比喩する観方がある。遺伝子には個々人独自の5種類のソフト(優性・良性・従順・劣性・悪性)が入力されている。それが何故ON/OFFの状態になるか、それも遺伝子の働きにある。

 

 「心の持ち方に依る行動」で遺伝子はON/OFFの働きをする。何も考えないで無心に行動すると遺伝子は、自ずから必要な働きをする。何も考えない事も一つの考え方という観方もある、それも遺伝子の働きであろう。