2023/12/01
一日に一つ、一週間に一つ、一か月に一つ、同じように一年に一つ、自分らしい楽しみを持つ、そんな生き方を楽しみとする。師に学んだそんな楽しみ方を思い出す。挑戦し、肯定し、楽しむべし、顧みて八十二歳の老年期を過ごす楽しみを眺める。
毎日J.S.バッハを聴いている、毎週土曜日は朝寝坊している、毎月ついたちに赤飯を炊く、一年が過ぎて秋が来ると誰に教わったのか始まりの秋(とき)として、何か新しいことを始めている。
今はその秋を過ごしながら自分の自由さを楽しんでいる。
老年という必然性を眺めながら、同様に遠くない時期に出会う必然の死期をどうしても意識することが出来ない、それも遺伝子の働きとして楽しみ事にしておきたい、なお老年らしいフレイルの始まりも楽しみ達にと独り語ちる。
そんな心の持ち方を、無意識の遺伝子たちに伝えようといつもの居酒屋に掲げられてある「喜びのうた」を「楽しみのうた」に変えて詠ってみた。
楽しめば 楽しみ達が 楽しんで 楽しみつれて 楽しみにくる。