無庵日録 (1012) 身体第一の人生 | 日々新面目あるへし

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 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2023/11/29

 人生は基本的に仕事(生存面)と家庭(生活面)で成立っている。そして仕事を優先して生活が成り立っている、或いは生活を維持するために仕事を優先してきた、そうだろうか。

 

 人間は人生という観方をするが人類と称される動物として存在している。つまり他の動物と同様に生存を優先せざるを得ない、では何を思うべきか。

 

 人間も動物であることを認識して生存と生活の区別を問う必要はない。生きていれば動物としての無意識の身体の行動力を問うべきである。

 

 何を優先すべきかは仕事や生活にどれ程の問題があろうと生存に不可欠な身体の在り方に他ならない。動物は身体第一で存在している、人間も動物なら然りであろう。

 

 身体第一を重要視する観方について、人間と動物の違いに自殺の有無は誤っている。自殺は身体第一を誤った人間という動物の病気である。動物はすべて身体第一に反する原因で病む。