無庵日録 (998) 心という意識 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2023/11/15

 心という言葉を定義することは難しいが比較的よく使われる。

ただ誰に学んだのか「心とは意識」と受けとめている。意識とは無意識の本能と個性をつなぐ遺伝子の働きと想える。    

 

 最近の新聞記事で行動には能動と受動と中動があると学んだ。心とは能動・受動・中道につながる意識ではなかろうか。何れにしても遺伝子の働きにつながっているだろう。

 

 こんな他愛無いことを思うのは、5種類(優性・良性・従順・劣性・悪性)の遺伝子の働きが「心の持ち方」によってON/OFFの働きをすると学んだ心にある。

 

 人間は何も考えない「無心の在り方」こそが優性や良性の遺伝子の働きをONさせる気がする。「何かを意識する心の持ち方」ではなく「何も意識しない心の持ち方」を考えさせられる。