バッハと私(291) 継続性の妙 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2016.1.27

 バッハ音楽の位置は、古典音楽の中でかなり高い場所にある。
その場所に行き着くには、山に登るような段階的な面もあるが、
単純に歩き続ける面にあると思える。

 歩き続けるとは、単純に古典音楽の世界を聴き続けることで、
自分の経験として、これもバッハの音楽に行き着く一つの方法
と云える。

 かって仕事面でも≪段階性・継続性・総合性≫を重要視させ
られたことを思い出す。中でも継続性には理論外の冥利につな
がる力を覚える。

 バッハの音楽は多くの様々な古典音楽を、熱心に聞き続ける
ことから観えてくる。自分の偏見かもしれないが、バッハを人
にすすめることは難しい面である。