梅雨の晴れ間はまるで夏本番かのような強烈な暑さで、またこの季節が来てしまったか、、、と既に夏バテ気味です。

庭ではビタミンカラーのコレオプシスが元気いっぱいに咲いていて、ダレている場合じゃないぞ、と気合を入れてくれているようです。

 

このコレオプシス 'ゴールデンスフィア'は確か去年の夏の終わりにホームセンターで投げ売られていたボロボロの株を2株買ったもので、夏咲きというわけではなく5月初旬ごろから咲き始め、もう2-3度返り咲いています。咲くとぱっと花壇が明るくなり、花がらを摘むとすぐ次の花茎が上がってくる、何とも孝行な子なのです。

 

 

コレオプシスと言われていますが、ハルシャギクとしてよく知られているものとは株の様子が随分異なります。

コレオプシスも色々な原種があるのでしょうが、どの種由来なのかよく分かっていません。

どこに植えてもどんな気候でも適応して咲いてくれるとても素晴らしい品種です。

 

黄色つながりで、こちらのヒペリカム 'ゴールドフォーム'も開花していたのでご紹介します。

今年の春の芽吹きは特に葉色が薄く、まさにゴールド、と喜んでいたのもつかの間、日差しが強くなってくるに従って黒く葉焼けしてしまいました。

樹勢は衰えていないようなのでそのままにしています。

今年初開花でいままで街路によく植わっているヒペリカムの花をマジマジと眺めたことも無かったので、綿毛のように雄蕊が開くその繊細な花の構造にとても感心しました。

 

タイミング良くハナアブが訪れているところが撮れました。1つ1つの雄蕊を丁寧に訪問して花粉を集めています。

 

花もちは1日だけで、翌日には萎れてしまっていました。貴重な開花を観察できてよかったです。