よっちんのハイジ?夢の中の爺2025年8月12日 | yottinのブログ

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8月12日火曜日小雨後曇り。暑くはない。

今日は、ハイジの日(勝手な命名)。

40年前の今日だった。

明日からは夏季休暇という日の夜だった。

事務所のテレビでは

日航機123便が行方不明を報道。

長野県佐久上空で消息を絶ったと。

乗客乗員524人の生命が案じられた。

翌日、123便は群馬県上野村の

御巣鷹の尾根に墜落したと判明。

乗客乗員520名が亡くなった

史上最悪の航空機事故となった。

しかし、この最悪の航空機事故の救いは、

4名の生存者が助かったことだった。

墜落後、暗い山中に放り出されて、

夜を明かし発見されるまで耐え抜いた。

痛さと恐ろしさの中で生き抜いたのだ。

「生きて居てよかったな。」と涙が流れた。

生々しい墜落現場の映像が流れた。

この航空機には、

歌手の”坂本九”さんが乗っていた。

夜空を見上げると、

”見上げてごらん夜の星を”の歌が聞こえる。

♪『手をつなごうボクと

おいかけよう夢を
二人なら苦しくなんかないさ

見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる』♪

闇に紛れて、泣いたよ。

それだけでは終わらなかった。

♪『上を向いて歩こう
にじんだ星をかぞえて
思い出す 夏の日
一人ぽっちの夜』♪

助からなかったが、

飛行機の中で坂本九が歌っているようで

更に涙が止めどもなく噴出したよ。

感受性が豊かだったか

当時から涙もろかったな。

それに航空機事故の教訓として

恐ろしさも脳裏に刻み込まれた。

以来数年、航空機には乗れなかった。

でもアラフォーに近付いて

忘れたのか子供の頃からの夢を追って

ヨーロッパ旅行に出掛けた。

特にアルプスと湖の景色を見たくて

ハイジは居ないだろうけど、

ミーハー爺はスイスへ行ったんだ。

御巣鷹の尾根じゃなけれど、

アルプスの山々に向かって

ご冥福を祈ったよ。

ユングフラウわきのアイガー北壁が、

アイガー1、アイガー2・・・

アイガートウ(有難う)、だって。

気のせい、気のせい。

夢が現実となってささやかな幸せを

味わえたよ。

40年前の事件と夢の実現。

ハイジは未だ夢の中で・・・・

ハイジの日、廃人の爺は未だ夢の中。

よっちんでした。