3月30日土曜日晴れ。暖かい。
今日は、耳なしの日(勝手な命名)。
「下着は毎日取り換えなさい。」
昨日はお風呂に入らなかったから
洗濯物は出していない。
耳の痛い話には、
聞く耳持たぬを決め込んだ。
「全部洗濯するんだから。」
聞こえないふりして知らんぷり。
「耳が付いていないの?
加齢臭が染みつくのよ。」って。
旦那を捕まえて爺扱いだ。
いいよ、いいよ着替えるよ。
暖かい日でよかった。
脱衣室で脱いでから納戸へ向かった。
暖かいので引き戸を閉めない。
みかんの奴が覗きに来やがった。
また納戸の服を噛んで
持ち去らないか警戒しないと。
今まで何枚もチャックを噛んで
壊されている。
それに俺のカーデガンは
ボタンが全部噛み切られて
オボロ(朧)ボロに。
♪♪ドーレミソソラソ・・・
”朧月夜”の最初の部分だよ。
♪♪のミミがないけど、
春風の音、カエルの鳴き声、
金の音は聞こえるのだから、
耳なしってことはない。
今日は太陽がやけに滲んで見える。
太陽も朧太陽なのかな。
今夜は朧月夜になるのかな。
俺は鯛のおぼろ(でんぶ)好きよ。
爺の脳はおかしな連想をするものだ。
よっちんでした。