2月25日日曜日雨。寒い。
今日は、不都合の日(勝手な命名)。
寒い一日を暖かい部屋で過ごす。
お相手は小犬のみかん。
カーペットに横たわる俺の足元に
お尻を付けて座っている。
しばらくすると、
足を枕に眠り出した。
動きたいけど、どうすりゃいいんだ。
気持ちよさそうに眠っているみかん。
起こしたくないなって。
でも、「トイレだよ、みかんどいて。」
飛び起きたみかんは、
ぽかんと佇んでいる。
3時になった。
おやつの入れ物が開いて
みかんはおやつにありついている。
朝夕の餌とおやつの時間には
自動的に開くようになっている。
みかんはそれを分かっているから
時間が近づくと餌箱の前で
待っている。
しばらくすると、
みかんが急に懐いてきた。
おや、ご報告に来たなって。
ウンチが出たんだ。
みかんはトイレトレーでウンチをすると
なぜか報告に来る。
俺が片付けるとトイレまで付いて来る。
ウンチを流すと安心するのか
横たわって寛ぐ。
みかんは、みんな分かっているのかと
思うことがある。
俺が忙しいことも暇なことも。
いつ甘えたらいいのかいけないのか。
みかんは俺より賢いのではと。
ただ、食べ物だけが
みかんの自由にならないのだと。
ははーん。
俺もそうなのかもね。
朝の食事も昼の食事も
奥さんは用意して出掛ける。
俺だってみかん同様
餌付けされているんじゃないか。
俺もみかんも
奥さんに飼われているのでは。
俺にとっては不都合な真実かも。
段々自立性に自信を無くす爺こと
よっちんでした。