小学校低学年のころは、童謡や唱歌が大好きだったな。
でも高学年になると、音楽はクラシックしか認めない人間に。
当時は何でも難しいもの、分からないものに興味があったな。
6年生のころフォークソングが流行っていたけど、
みんなと歌おうとはしなかったな。
こんなの音楽じゃないって。
仲間外れにされたっけ。
家族が歌謡曲聴いているのも面白くなかったし、
大晦日の『レコード大賞』や『紅白歌合戦』は、
全く興味がなかったな。
そんなものよりベートーベンの交響曲第9番。
妹たちとチャンネルの取りっこしてたよな。
今じゃ考えられないかなりの型物だったな。
でもね。中学時代、先生や友達に影響されてね。
フォークギターの代わりにクラシックギター買って、
フォークソング歌っていたよな。
驚いたことに高校で知り合った大村っていう友達。
よっちんの小学校時代の型物のままだったんだ。
よっちんの家はアップライトピアノだったんだけど、
大村はセミグランドピアノ持ってたヨ。
持ってたレコードは全てクラシックばかり。
高校時代、大村も恋したのかな。
みんなの中に引っ張りこんでフォーク歌わせたヨ。
覚えていないけど、
よっちんの改悛も初恋なのかも?
思い出し笑いする よっちんでした(回春?)。