先月、媚中派の二階俊博・日中友好議連会長(85歳)が率いる議員団が、5年振りに
訪中した。しかも習近平(71)は議員連との面会拒否、そして王毅外相(70)との会談も、
40分も待たされた挙句漸く会えたと云うお粗末さ。
要するに、成果処か中国に冷遇され、一方的に議員連が利用されただけだろう。
議員団と王毅との会談では、パンダの日本への貸出しに積極的な態度を示した事、
そして日本側から中国への修学旅行推進提案に、王毅が賛同した位のものだ。
【今更だが、王毅外相は相当の曲者なのだ】
何れにせよ、態々中国へ修学旅行など行く必要は無いだろう、行くべき国は
他に幾らでもある。
しかも現下の重要な問題、
① 福島第一原発の「処理水」を中国が「汚染水」と非難している問題
② 日本産海産物を中国が輸入禁止にしている問題
③ 8月26日に中国軍機が初めて日本領空侵犯した問題
④ 日本人をスパイ容疑で無理やり逮捕した問題
なども王毅との会談時に触れた様だが、なんの成果も得られなかったのだ。
【二階が吹聴していた習近平とのパイプはどうしたのかな?】
前回2019年の日中友好議連訪中時には、習近平が会見したが、今回は完全に
無視だ。友好議員連盟に対してまで冷遇するこんな中国と、無理な友好関係を
追及するのはこれ以上無意味だ、議員連盟は既に無用の長物だから解散した
方が良い。 そもそも二階俊博が日頃吹聴していた中国との太いパイプとは
何だったのかね。