24日、中国江蘇省蘇州市でスクールバスを出迎えていた日本人の親子と中国女性が

襲われて負傷した事件に就いて、中国外務省は『中国は 世界が認める最も安全な国

の一つだ』 と強調した。

同じ蘇州市内で4月、そして6月に2件の日本人への切り付け事件が発生した

 

しかも、先々月にも、同じ蘇州市内で、日本人男性が中国人男に切りつけられる事件

があった由で、事件現場は24日の現場から500米ほど離れた日本料理店等が立ち並ぶ

繁華街だ。 しかし4月の此の事件に就いて中国当局もメディアも報じていなかった。

 

そして2週間前にもアメリカ人の大学教員4人が、中国人の男に刺される事件が起きた

ばかりだ。 この事件も発生当初、中国当局は情報を隠蔽していた。

 

今回日本人親子を庇って負傷した中国人女性には甚だお気の毒だが、こんな国が

世界が認める最も安全な国」とは、笑止千万。

 

 【”日本人は火の中”と暴言を吐いた呉江浩大使、そして内政干渉の薛剣総領事

 

一方、先月20日、中国の駐日大使呉江浩が中国分裂に加担すれば『日本の民衆が

火の中に連れ込まれることになる』 の暴言があった。そして台北市で20日に開かれた頼清徳総統就任式に出席した和田衆院議員や北神衆院議員宛に薛剣(せつけん)駐大阪中国総領事が『台湾と接触するな、往来するな!』との内政干渉の書簡を送っていた。  

日本政府は「中国政府に対して厳重な抗議を行った」と発表したが、中国政府は相変わらず『抗日有理・愛国無罪』の身勝手な論理を振り回している訳だ。

 

係る状況からしても中国人による日本人に対する犯罪が減る事は無いだろう。 

そして中国のスパイ防止法国家安全維持法が年々厳格化されており、社員の身の

安全も考慮して中国からの撤退する日系企業も増えている。 

 

従い、例えば日系企業に解雇された従業員による逆恨みからの犯罪も予想される。 

今回の事件もそう云った背景があるやも知れず兎に角、駐在員やご家族など

各々方油断召さるな』だ。