先月記者会見で、立憲民主党の菅直人元首相(77)は「77歳になり、私と妻で一つの

潮時なのだろうと認識した」と、そして「首相をやり、やるべきことは相当やった」 

と述べ、次期衆院選には出馬しないと表明したとのニュースを聴いて思い出した。  

        

   【妻と潮時と認識した、と語った。しかし潮時は既に過ぎていた

 

しかし、2011年3月11日地震と津波による東京電力福島第一原発事故に対して菅直人

行動は、事故対応を最優先にすべきと突如現場に行ったのだが、其れが逆に東電の現場

の指揮命令系統を徒に混乱させた事実があった事を菅は忘れているのだろうか、国民は

憶えている。

 

 

東電 吉田所長曰く、菅首相は極めて高圧的で怒り狂って喚き散らすだけだったと

 

当時政府の現地対策本部長だった池田元久・元経産副大臣(82)は、当時を振り返り、

菅首相の現地での姿を見苦しかった」 と語っている。 

要するに短気で直ぐにイライラするので「イラ菅」と呼ばれていただけに、彼は怒鳴り

散らす等で現場を唯々混乱させただけだった。

 

原発事故の後、菅首相から野田首相になったが、原発事故以降、民主党政権に対する

信頼は失われ支持率も急速に低下した。

                       

                   【言い間違えや勘違いの迷走総理だった菅直人

 

他に、菅直人がやった事と云えば、1996年に病原性大腸菌「O157」の食中毒が

流行し、その原因とされた「カイワレ大根」の製造業者が風評被害で打撃を受けたが、

厚生大臣だった菅直人はテレビ中継で、カイワレ大根を 「一気食い」 して安全性

をアピールしたものだ。

 

これで先月、菅直人は 『やるべき事は相当やった』 と言ったのだ。 

此れを正に 「自画自賛」 或は 「手前味噌」 と云うのですよ、イラ菅さま。