国家公安委員会委員長の二之湯智(77)という御仁がいる。安倍元首相が銃撃された
事件に就いて、岸田首相も警備の不備を指摘している通りだが、二之湯と、そして
数々の事件をもみ消した事で巷間名を知られた中村格警察庁長官と共に当然進退問題
に繋がってくるだろう。
【二之湯智 国家公安委員長(77)】 【警察庁長官 中村格(59)】
因みに、二之湯は2021年、岸田内閣で初入閣。京都市議を経て、2004年の参院選で
初当選し、3期務めた。
そして”FLASH”に拠ると問題は、二之湯と統一教会(世界平和統一家庭連合)との
緊密関係なのだ。昨年4月、旧統一教会の京都教区長主催で、国立京都国際会館で
『新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い』というイベントが企画されていた。
そのイベントの『呼びかけ人』に名を連ねているのが二之湯なのだ。更に統一教会
のイベントの為に国立の施設が使われるのも問題だが、二之湯が同会館の元職員
だった関係で口利きしたと見られているのだ。
幸い此のイベントは何故か最終的に中止となった。
他にも2022年2月「文藝春秋」が報じた「マネーロンダリングによる現金配布」がある、
自民党京都府議連が国政選前に候補者から集めた現金を地方議員に配っていた問題で、
二之湯は「買収の意図はない」と言いつつも現金を配っていた事実を認めている。
二之湯が代表の2つの政治団体ならびに資金管理団体において2010、2012、2014年に
計1070万円が政治資金収支報告書に虚偽・不記載事実の告発があった、又 二之湯の
公設秘書を勤めていた男性が、秘書だった時期に京都市内の不動産会社社長宅強盗致傷
事件に関わっていたとして、2018年11月8日に同容疑で京都府警に逮捕された。
事程左様に、疑惑の多い二之湯なのだ。彼の肩書は係る疑惑に目を光らせるべき立場の
国家公安委員長なのだ、その御仁が何をやっているのか!呆れてものが言えぬ。
江戸時代ならば切腹まで行かぬにせよ、永久蟄居になるだろう。