今朝のTBS報道に拠れば、 日大トップの田中英寿理事長が13年間に亘り支配する
日大組織の 「異様さ」 と 「独裁」体制の弊害が根底にある と伝えていた。
【田中英寿(左)と関西系暴力団の某組長(右)】 【東京・阿佐ヶ谷のちゃんこ料理屋兼自宅】
当方は日大とは全く関係無いが、一つの社会問題として 「アメフト部悪質タックル事件」
以降注視していたが、件の記者が云うまでも無く、矢張り理事長の椅子に居座り続けて
いる田中英寿の存在が全ての元凶の様だ。
田中は日大相撲部出身で、その関係で 杉並・阿佐ヶ谷駅 近くで彼の店舗兼自宅で
『ちゃんこ料理たなか』 を経営している。そこで夜な夜な様々な㊙会議が開催されて
いたのだ、そして東京地検特捜部が田中の家宅捜索に入ったのは9月8日だった。
当然翌日から連日、田中の店舗兼自宅に多くの報道陣が詰めかけた。 しかし、田中が
自宅を出入りする際には、“用心棒” の男たちが報道陣の前に立ちふさがった。この
用心棒とは、要するに屈強な日大相撲部関係者だから記者達も容易に近づけないと云う。
この用心棒は今始まったことでは無く以前からだ。日常生活に用心棒が必要だと云う事は、
即ち敵が多いということだ、これだけ悪事をしていれば恨まれることも多いのだ。
【田中の手下、井ノ口忠雄理事】 【安倍のゴルフ仲間の藪本雅己】
日大理事の井ノ口被告と医療法人 「錦秀会」 前理事長の籔本雅巳被告(61)は、板橋病院の
建替え工事を巡り、日大の資金約2億円を不正に流出させ逮捕・起訴された。井ノ口被告は
田中の手下として実権を握っていた。一方不正資金流失の受け手の “アベ友” の藪本は安倍
のゴルフ仲間だ、つまり”ワルの連鎖” と云える訳だ。
【アベトモの藪本(左前)】 【安倍(中央)とゴルフをする、藪本(左2人目】
今回の問題は事程左様に一大学の問題でなくアベ友にまで関係している政治問題にも
発展しかねない大きな問題なのだ。 天網恢恢疎にして漏らさずだ。
(写真 文春転載)