今日のニュースに拠ると、漸く東京地検が木下富美子都議(55)を在宅起訴した一方で無免許
過失運転致傷、と当て逃げ等は嫌疑不十分で不起訴とした由だが、この2点が何故不起訴
なのか大いに疑問ありだ。
【都議選時には、小池都知事が応援した木下富美子】
無免許運転を都内で7回繰り返したのは7月の都議選中で、別の交通違反で運転免許停止処分
を受けた期間中に運転していた訳だ。そこで地検は常習性が高いと判断し、罰金を求める略式
起訴ではなく、在宅起訴を選択したのは当然の事。
新宿区での無免許運転4回は都庁への出勤時の防犯カメラで確認されたと。
7月2日の無免許運転の際に人身事故を起こし逃走した疑いでも書類送検されたが、 しかし
当て逃げしたのは目撃者もおり明確なのに何故容疑不十分なのか理解出来ない。
無免許運転の法定刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金とあるが、 無免許運転常習犯
の木下富美子には懲役刑でも課して貰いたいものだ。
木下富美子は2017年に板橋選挙区で初当選、今年7月に再選したが当選翌日に、 無免許で
人身事故を起こしていた事が発覚。その後は姿を消し、都議会は2回にわたり辞職勧告決議案
を可決した。 木下都議は謝罪したものの議員辞職は否定している。
そして木下には月額計132万円の議員報酬と政務活動費が交付されており、11月までに
計528万円が支払われている。 12月1日時点で議員として在籍していれば、12月10日に200万円
超のボーナスも支給される見込みだ。 議会を欠席し続けているこんな無法者に税金から議員
報酬が支払われるのは都民としても絶対に許せない。
因みに、木下の選挙応援をした小池都知事は責任持って、木下が議員辞職する様に最大限
説得すべきだろう。