今や世界中が新型コロナウイルスで悩まされているが、これをチャンスと捉え、習近平は、
香港から台湾、南シナ海、インド、尖閣諸島に全域に掛けて、次々と近隣諸外国に対し非常に
攻撃的な実力行使を展開している。傍若無人な居丈高なこの外交姿勢は許されるものでない。
「中国は領土紛争をあおっている。世界はこのいじめを許すべきではない、世界はこの動きに
対応するために結集しなければならない」この力強い発言が安倍首相のものかと思いきや
第三国のポンペオ米国務長官が8日の記者会見で中国の東・南シナ海での暴挙に就いて
語ったものだ。 当事国の首相としてこの位の発言が出来ないものか実に嘆かわしい。
13日、尖閣諸島周辺海域に中国海警局の武装公船4隻が侵入した。なんと連続91日になる
のだ、日本の領土なのに無人島の儘の尖閣諸島は、矢張り灯台を建設するなりして公務員常駐
させて実効支配をしないと中国は次には尖閣諸島上陸も遣り兼ねない。
日米安保条約の下で尖閣諸島に属する久場島と大正島は「在日米軍の射爆撃場」に設定され
ているのだから。ここで日米共同演習をやるなりして中国の暴挙を阻止すべき。
この際自民党内の習近平大好きの二階やそれにスリ寄る石破などの親中派を無視するくらいの
強い意思が安倍首相には求められるが、如何かな。