『全て佐川局長の指示です』

 

武漢ウイルスに紛れて、森友問題が忘れられては甚だ困るので改めて本稿に思うままに書いてみたいと思います、

森友学園所轄の近畿財務局職員/赤木氏の遺書が公表され“全て佐川理財局長の指示です”“学園に厚遇したと取られる疑いの箇所は全て修正するよう指示”と書いてあり今までの安倍首相、麻生財務相や佐川前国税庁長官等の国会答弁と全く異なる事実が判明、そしてこの遺書公表に接して 麻生財務相は、

「新たな事実が判明したことはない、財務省の報告書に尽きる、再調査を行う考えはない」と再調査を拒否した訳ですが、同相は“新たな事実が判明したことは無い”と発言あり、しかし明らかに“佐川局長の指示です“と云う点一つ取っても自身の発言とは異なる”新たな事実“ではないのか! そうであれば再調査は当然すべきであると言いたい。

 

何故マスコミはこの辺を鋭く追及して行かないのか、日本のマスコミが忖度しているとは思いたくないが、記者会見では屡々目を剝いて口を曲げて居丈高に

ぞんざいな口のきき様の当用漢字も碌に読めない大臣に恐れをなしているのか、嘗ては国民と云う処を“下々の者”と云ったりしていたが。兎に角“佐川を更迭“して大臣は居座った儘で幕を閉じることだけは許されない。

昨年31日、大阪地検特捜部は起訴された森友問題文書改竄関係者等38人を不起訴にした為その後検察審議会か不起訴不当と提訴したものの捜査終結とされた。

そして当時改竄に関わった美並近畿財務局長⇒東京国税局長に、中村総務課長⇒イギリス公使、また安倍昭恵夫人付き職員谷査恵子⇒在イタリア日本大使館一等書記官と云うように森友学園問題での功労!?に報い栄転(一部は捜査の及ばぬ海外へ)こんな事実を見聞するにつけ日本はいつからこんな正義が通用しない国に成り下がったのかと思いたくないが思わざるを得なくなる。