昨日のサッカー繋がりだが、二十世紀最後のFIFAワールドカップは1998年フランス
で開催され、決勝戦はフランスとブラジル。
フランスの主力選手のジダン(Zinedine Yazid Zidane) の2得点などでフランスが3-0
で初優勝を達成した。
そして優勝に導いたジダンがアルジェリア移民の子であった事から、此の優勝が契機
となり、フランス社会ではアルジェリア移民との融和が進んだと言われていた。
其れより相当前だが私は商社駐在員としてアルジェリアで仕事をしていた事もあり、
ジタン選手には関心があった。 ジダンはアルジェリアの少数民族カビリー人
(アラブ人とは異なる)出身としてフランスでは「北アフリカ移民の星」として
象徴的な存在だった。
それは優勝という一時的熱狂に過ぎなかったのかもしれないが其れでも、フランスの
移民社会を変革し得る契機になったのだ。
序乍ら、その後2006年の同じワールドカップのフランス対イタリア決勝戦でジタンが、
勝利したイタリアのマテラッツィへの「頭突き事件」と云うのがあった。 此れも
アルジェリア移民二世のジダンの家族への人種差別発言が原因であるとも言われた。
【2006年ワールドカップでの人種差別発言による「ジタン頭突き事件」】
何れにせよ、サッカーでも、バレーボールでも世界大会の熱狂的な一体感はとても
心地良いものですが、こうしたスポーツを巡るナショナリズムも、スポーツ観戦の
醍醐味でしょうね。















