ＢＡＬＤＯさんから新作ＩＲＯＮが発表されました！！
待望の新作は２機種
上級者が求める操作性を具現化する為のヘッド形状に拘った
PROTOTYPE ＣＢ15 IRON
高弾道で飛距離を追及した
PROTPYPE CB16 IRON
ＢＡＬＤＯ史上最高の打感を達成したとお聞きしておりますよ！！
５６８Ｓの少しインパクトバイブレーションが残ってくれる打感も好きでした
軟らかさの中に芯が有る・・・・そう！！パスタに例えれば 「アルデンテ」
この打感に更に鍛造製法に隠し味が投入されたようです
平滑精度も極限まで煮詰められ、スコアラインも１本掘りですからね
妥協を許さない！！BALDOさんの「ものづくり」が長期間をかけて熟成されていると思います
梅本氏のデザインコンセプトの中には「機能の陰にデザインを犠牲にしない」
その為には、必要な時間と努力を惜しまないという気迫さえ感じます
その点では
COMPETEZIONE 568Sから見れば・・・TT PROTO系のシンプルさを踏襲した感じで
意外な程のアッサリ感でコレは非常に好感が持てますね
アイアンの打感・・・・について少し講釈を申し上げます
話は軟鉄鍛造アイアンに絞らせて頂きますが！！
アイアンの打感に感じる「良」「悪」は人それぞれ！嗜好品に近い感覚が有ります
私の様に・・・過剰な柔らかさより、前述した「少し芯が残る」打感
評論が達者な方は「シッカリした」とか「頼りなさを感じない」とか「ピンぼけしない」打感
なんて・・・素晴らしいボキャブラリティーで表現されます
しかし、一般的には「超ソフト」な打感を・・・・「打感が良い」と十羽一絡げに結んでしまう
固定観念も有ります
使用されるボールにもよりますし
溶接ネック、１体成型ネックなどの形状にも大きく打感は左右されます
あるいはシャフト、シャフトの組みかた、グリップでも変わってきます
フォーティーンの名機 TC770FORGED（初代）～５５０
本当に芯に当たった時・・・その秀逸なソフトさ！！試打された９０％以上の人から
称賛の嵐でした
精密鍛造によるいかにも粒子密度が濃い濃縮された感じが直ぐに解りました
エクセレントと言うしかありません
確かに試打会の短期的な場所での衝撃は半端なかった
いざコースでジックリと使用してみると！！芯を食ったのか、狙った高さに打ち出せたのか
を感じられないまま・・・グリーンに乗ったボールでショットの善悪が判る感じ
当時はタイトリストV1を使っていましたから、なおさら「マシュマロみたいな打感」でした
つまり、「軟らかい」と「軽い」が打感という言葉にゴッチャ混ぜに集約されてしまっていたんです
だから、「悪い」のでは無く・・・この「軟・軽」のフェザータッチが好きな方は「打感が良い」と感じて良いのです
結局「飛び過ぎ」が多発したのでショートアイアンだけをPROTPYPEのマッスルにチェンジしまして使っていました
パターにも言えますが、樹脂系のソフトインサートが入ったパターのプニプニ？打感が
ワシの嗜好には会いません・・・距離感も会いません
打った時に「パツン！」と音がするくらいのインパクトが欲しい
アイアンにも重い球が欲しい！！ボールコンタクトの時に手の平に伝わるバイブレーションで
出球をコントロールしたい・・・・
私のようなタイプのゴルファーは「打感が良い」は
「打感がもの凄く軟らかい・軽い」ではないのだと思います
練習場のレンジボールでダフリの抵抗を軽減してくれる人工マットで打感を評価しても
それは目安ですし、好みはそれぞれです
そんな中でも コンペティオーネ ５６８ で感じた「アルデンテ」な打感が今でも
ボーノ！！ボーノ！！と残っています！！
決して硬いのではありません、かといって軟らか過ぎでも有りません
打感にまつわる「最大公約数」は・・無いと言っても過言で有りません
打感が良くない物に一つ共通して言えるのは「音や感触に濁り」を感じるアイアンでは無いかと思います
さて新作のBALDO PROTPYPE CB１５ FORGEDは
SC２０軟鉄に成ったことで・・５６８よりはボールの吸着性が高くなって軟らかく感じる
と思いますが
１本ずつ精密彫刻される溝はボールの球面をシッカリ捉えるはずですから
打ち出しボールの「重さ」を伴った打感であると思います！！
言いかえれば「吟味されつくした」打感と申し添えておきましょう
１１月中～下旬に発売です！！ボーナス貯めといてくださいね(笑)