ゴルフクラブのセッティングに


「定石」・・・つまりセオリーはなんですか?


と問われても・・・ズバリ!!ございませんと申し上げます


セオリーってなんですか??


例えばシャフトの長さ・・・


長ければ、ヘッドは軽くないといけませんか?


ヘッドの重さ・・・ドライバーで196~8g??一般的にはこの辺りでしょうか


んじゃ200g以上のヘッドを46インチにしちゃダメなんですか??


そんなことは有りません


スイングバランスはD1~D3くらいですか??


そんな事も有りません


非力なのでヘッドもシャフトも軽くなければだめですか?


スイング次第です


てな事ですよね・・・・・


テーラーのSLDRやジェットスピード、PING G25・・・一般的に言えば


「重い」ですよね~~


G25は奥行きが深く重心深度も十分なので、重さに対する懐が深いですが


パワーが有って、フラットなプレーンで横降りすると、方向性が犠牲になります



テーラーSLDRですが・・・


非力なシニア様が・・・ボールが上がらない、つかまらない、ドロップする


等の声をお聞きします


シャフトが硬いのが原因ですかね~~


と試行錯誤されています


テーラーメイドが進めているLOW-CGテクノロジーです




SLDRやJETスピード




なかなか良いドライバーだと思います!!


重心が低いと言う事は、「ギア効果が少なく」バックスピンが掛かりにくいわけです


しかも、重心が浅いですから、基本がヘッドが返りづらい


良く言えば、フェード、ドロー、ストレートの打ち分けが易しいわけです


ヘッドスピードが45以上あれば、ボールもちゃんと浮きますし


飛距離を阻害する要素でもあるバックスピンも抑えらランが有る


足長ショットが打てるんですね!!




ティーグラウンドかた見て、そんなに飛んだように見えなくても


フェアウエーに行ったらメッチャ飛んでた・・・みたいなイヤラシい飛び球ですね


では本当にボールは上げにくいのか・・・


たしかにショットによっては上がりません!!ゴロチーなお方も多いです


やはりパワーと体幹が無い人には少々辛いのが事実です



*コックスピードが速くスイング軸の正面を抜けてしまう方

*トップでコックが浅く、ヘッドの位置が低い方

*ハーフウェーダウンですでにコックが解ける方



には・・・重量級&超低重心ヘッドでは球が上がりづらい筈です


たとえヘッドスピードが速くても、コックのタメが少なかったり


解けが速い人
、そして横振りりの人は、ボールが低くなってしまうはずです


テーラーはヘッド重心より後方にウェイトビスを配置する事で、


ハイロフトを実現しています・・・ハマる人にはドンピシャなクラブになりますが


反面・・・ボールが低い人にはそれなりのリスキーさも持っています


これも「一般的な検証でしかないのですが」


世に言う、打ち出し角 17度 バックスピン量1700回転が一番飛ぶ弾道になる


これも「セオリーでしょうか」・・・絶対にそんな事は有りません


ヘッドスピードが35mの人がどんなに頑張っても。打ち出し初速は52~3m


42mのヘッドスピードで初速は60mがやっとのレベル


低スピンボールは打ち出し速度が速くなければ飛びませんし、


打ち出し角が高くなければ飛びません



ですから、飛びの三大要素 


①バックスピン 

②打ち出し初速


③打ち出し角度



どれもが相い互いにそれぞれに干渉しているわけです


1700回転で初速が55m・・・これはもうゴロですね・・・


打ち出し角18度 バックスピン3200回転 これは吹き上がりですね



やはり初速が60m以下のゴルファーには2600回転以上20度以上の打ち出し角


が欲しいわけですよ・・・そうした場合


重いヘッドで尚且つ低重心だと・・・適正な回転数(キャリーを出すための)が出せません


というか出にくいわけですね・・・



仮に、身長160センチでリーチも長くないゴルファーが、ヘビーウエイトヘッドを


振ったとしましょう、160cmの人と180cmに人では、スイングプレーンが


全く異なりますし、若さ、体の柔軟さでも違いますが、


当然、身長が20cmも違えば同じ長さのクラブを振った時


180cmのゴルファーは縦にアップライトに振れますので


アドレス前傾の段階で腕が肩の下から真下近くに下ろせますね


従って、力が最も有効に伝わる前傾を作りやすいのです





160cmのゴルファーは??どうしても手が肩の垂直ラインより


前に出ます
・・・出さないとグリップがルートを失います


従って、前傾が取りづらいので、力の伝達効率はパワーで補うしかないのです


つまり「ヘッドの重さを生かせない」と言う事です


と言う事は、身長が低いゴルファーが重いクラブを持つ場合は、


シャフトをヤヤ短く、そして重めの物を選んで、シッカリ振る


傾向のセッティングが必要です(それからパワーに応じて硬さを決める)


・・・つまり


一般的に「定石」セオリーと言われるようなゴルフ論は、後付けになるのです


加えますと


テークバックからコックがリードして、腕のラインとシャフトラインに


V字が出来てダウンスイングまでこの角度がキープできる人


非力でも天秤棒的にクラブを担ぐ人
には


重いヘッドは最大のハンマーパワーを与えてくれます


つまり重いヘッドが好きだけど腕力などに自信が無くても、ちゃんと縦スイング


が出来ればSLDRやJETは対応してくれます


G25はちょっと志向が違いますが・・・ややこしくなるので書きません


打席の後ろから見ていて、シャフトのプレーンが脇より下にクラブが寝てしまう方で


なおかつ非力な方は、重量級超低重心のヘッドには要注意です



身長は高く無くても、腰のキレも回転力もありテークバックでグリップが


肩より上に上がっていれば、重ヘッド、重シャフト、低重心、浅重心が


武器になります


・・・一人でできる簡単なチェック方ですが


練習用等のグニャグニャ軟調シャフトを打って見て下さい


コックの解けが速い人は、、、柔らかいシャフトなのに


こすって低い球が出るか、(ヘッドアップを併発して)すっぽ抜けスライスになるはずです


コックが早く解ける腰が開いてヘッドアップな訳ですね





ヘッドスピードが60mにも及ぶドラコン選手でも、Rシャフト、あるいはLやA


なんて、いとも簡単に打ちこなします、


シッカリ前傾、縦に上げて縦に下ろすクラブ軌道が身についていますからね


しかもトップでコックをシッカリ絞って、ダウンスイング始動からハーフウェーまで


コックを絞ったまま上から下に降りて来ます。ヘッドはスイング軸に遅れようとします


そしてインパクトゾーンからフィニッシュにかけてコックが一気に解放され


へっどが飛形線にむけて一気に加速します・・・これが「タメ」なのです


・・・これはドラコン選手でも上級者の技です!!


シャフトのシナリが分かるアドレスをしているわけですし


縦に振った方がヘッドスピードも


上がり、インパクトでのフェースの開きが少ないので、打ち出し初速が速くなります


(殆どの選手がタテにも横にもデカイですが)


久しぶりに・・・ゴルフブログみたいな記事を書きました(笑)



大ファンの
フリーアナウンサーの中田有紀さんの事を考えながら




コ ?キマシタ

基!!カキマシタ


うう~~綺麗だ~~Byエロ男爵