現在の日本のゴルフクラブ市場に出回るゴルフクラブの90%以上が


中国製と言われています。


中国で生産して、日本で最終仕上げする物をカウントすると95%以上


その中国企業の中でも大手である


復盛(フーシェン)はメーカー系の生産のシェア約50%ととも聞きました


フーシェンプレシジョンは航空機部品などのマシンメーカーでもありますが


ゴルフクラブは台湾に生産拠点が有るようです


このようなアイアンによる重量可変システムの特許も持って居たりします

$クラブくらぶ倶楽部番外編


米国オークツリーがそのフーシェンにTOBを仕掛けている


らしいですね~~


今や世界の垂れ流し工場である中国が、本来の先進諸国から


徐々に反撃を食らう、そして、生産拠点分散を仕掛けられ


第3の国々に生産が広がりつつあります



何故なんでしょう


ワシも浅学ながら・・・昔から危惧していたんだけど


国が富み、国民(労働者)が諸外国に交わる事によって


労働条件の大幅な改善!!国家的な社会保障制度の施行


を訴え、こんな安い賃金で働けるか!!と変化すれば


生産コストが一気に高騰してしまう


つまり・・・中国製品は安商品から徐々に高額商品に変化します


しかも、このお国の労働者は


「お金を貰った分しか働かない」というクールな一面が強いのです


この、恐れた事実が具現化したのが「北京オリンピック」です


中国政府が労働者からの突き上げに屈した形(だと思う)で


労働条件の改善を今年1月に施行したらしいですが


軒並みゴルフクラブ工場では、1000人の工場ラインの従業員を


一度に全員解雇し、700人を再雇用したと言うような状況が起っているのです


労働条件の改善をする為の高圧的なリストラ策が展開されている訳で


著しい生産力のダウンになっています


更に、殺到する注文をサバキきれずに、ろくすっぽ検品もしない


ヘッドが納品されているのです。


賃金だけでは無く、社会保障を先進国並みにと考えたら、製造原価は高騰し


何処のメーカーだって、中国には発注しなくなります


一昔前の韓国を見ているようですね


お買い得品は殆どが MADE IN KOREAでしたが


今の韓国製品は、一流品の仲間入りをしているのが現状です。


この労働力不足による生産力の落ち込みを回避するため


キャロウェイ等は、本国、中国


・・・そしてインドへ生産拠点を分散しているのです


(FS)フーシェンのような大企業のラインの稼動力が70%にダウン


当然!発注から2ヶ月弱の納期となるのは必定と言えますし


品質(公差範囲外)が大量に返品され・・・


その返品された「B品」がリーク品として、販売され・・・


それを安く買い叩いて、「正規品」として平然と売ってる


おばかな国民が・・・・日本人なんですね


今の現状では、中国が風邪を引いたら、多くの国が肺炎を起こします


我が国もその一つ


すなわち・・・一気に中国経済バブルを破裂させると


大変なビッグバーンが起りますね


徐々に徐々に中国経済のガス抜きが必要で有る事には間違い無いでしょう


と・・・オバカながら思います


今ヘッドやクラブパーツを発注していて、待たされている皆様


そういうご事情のようです